今日の裏読み、表読み(2025/10/02)

昨晩は若干ドル売り気味も、大きな展開となっていない。本日も週末の米雇用統計を控えて、様子見ムードが続きそうだ。
 経済指標としては、豪8月貿易収支、日9月消費者態度指数、スイス9月消費者物価指数、ユーロ圏8月失業率、米国では9月チャレンジャー人員削減予定数、週間新規失業保険申請件数、8月製造業新規受注と耐久財受注・改定値などが発表される。
 大きな材料はないが、米週間新規失業保険申請件数が弱い結果となるなら、週末の雇用統計の弱い結果を想起させそうだ。
 要人発言の機会が続くが、本日も内田副総裁が全国証券大会で発言する。タカ派的な発言が続くなら、円の下値をさせそうだ。
 その他、米政府閉鎖のリスクが高まっているが、政府機関が閉鎖された場合、今週金曜日の米雇用統計の発表も延期になる可能性が高く、その場合株式市場を始め、失望のリスクオフの動きにつながり易いので、注意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開ながら堅調が続いている。上値は148.23が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.85、149.96、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.43-59が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1780が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1819-49、1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.680前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1608-45、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3537が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3416が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3324、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は175.13まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は173.92が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて174.42-65、175.13、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、172.14-31が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は201.27まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は199.23が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.78-00、200.52-61、201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は197.、86-92が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、98.43まで反発後も揉み合い気味も堅調が続く形。上値は、97.93-00が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて98.16-43、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、96.67-00が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、85.85-86が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて86.14、86.56-75、86.97-20,87.65-74、88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、85.19-36が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。