今日の裏読み、表読み(2025/09/25)

昨晩はドルに買い戻しが優勢となった。直近の動きの反動に展開であり、追いかけるのは避けたい。
 本日は、金融政策としては、スイス国立銀行とメキシコ中銀が政策金利を公表する。スイス中銀は据え置き予想で、その場合影響は少ないが、もしマイナス金利導入などがあれば大きなサプライズとなる。一方メキシコ中銀は、0.25%の利下げが想定されている。一応織り込みの範囲となるが、直近メキシコペソ相場が上昇しており、予想通りなら利食い場となる可能性に注意しておきたい。
 経済指標としては、日本の8月企業向けサービス価格指数と7月30-31日開催分の日銀・金融政策決定会合議事録、独10月GFK消費者信頼感調査、仏9月消費者信頼感指数、南ア8月卸売物価指数、英8月CBI小売売上高調査、米国では、8月卸売・小売在庫、第2四半期GDPと個人消費・確定値、8月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数、8月中古住宅販売件数、カンザスシティー連銀・総合指数などが発表される。
 注目としては、第2四半期GDPと個人消費・確定値と週間新規失業保険申請件数などが焦点となる。米経済指標は強弱入り混じっており、予想は出来ないが、総じて良好さは維持されており、良い結果が見えた場合、米長期金利を下支えしそう。
 また、引き続き要人発言の機会が多いが、FRB要人からは、更なる利下げに慎重な発言が続いており、同様な発言続くなら、ドル相場を支えそうだ。

 戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開ながら堅調が続いているが、上値追いは避けたい。上値は149.14が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.19や147.46が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて146.43、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1820-48が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1700-26が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1662、1.1608-30、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3537が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3560-71、1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3417が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3333、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は174.79まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は175円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、174.05が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて173.48、172.90-09、172.14-59、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は201.27まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は200.61-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、199.10-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.68-80、198.32、197.86-95、197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、98.43まで反発後も揉み合い気味も展開。上値は、97.18-43が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.23-25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.67-82のギャップ、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、86.97-20が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.65-74、88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、85.99-30が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.19-56、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。