今日の裏読み、表読み(2025/09/23)

昨晩は、FOMCを受けたドル売りの反動的な買い戻しに、修正が優勢となった。ただ、総じて強い方向感は見えず、追いかけるのは避けて置きたい。
 本日の金融政策としては、スウェーデン中銀やハンガリー国立銀行が、政策金利を公表する。ただ、両行とも据え置きが想定されており、影響は見えない見通し。
 経済指標としては、南ア9月先行指数、ユーロ圏9月製造業・サービス業PMIの速報値、英9月製造業・サービス業PMIの速報値、メキシコ8月小売売上高、加8月新築住宅価格指数、米国では、第2四半期経常収支、9月製造業・サービス業・総合PMIの速報値、9月リッチモンド連銀・造業総合指数などが発表される。
 注目としては、各国のPMIの速報値で、強弱差が相場が一定の動きを示すかが焦点となる。ただ、総じて現状の流れは、揉み合い気味ながらドルの軟調な動き、こういった動きが続く可能性に留意して対応したい。
 また、今週は要人発言の機会が多いが、特にFRB関連の要人から昨日も更なる利下げに否定的な見解が続いており、こういった発言が続くならドル相場を支えそうだ。
 その他本日は東京市場が休場であって、アジア時間は本邦輸入筋からのドル買いが出難いことは留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開が続いているが、上値は148.38が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.58-78、149.14、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.41-47が維持されると売りは利食いで、買っても147.19を割れるなら止めて146.43、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1848が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1700-26が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1662、1.1608-30、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3560-71が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3417-53が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3333、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は174.50まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は174.50や175円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、173.48が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて172.90-09、172.14-59、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は201.27まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は200.06-28が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.61-65、201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、199.10が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.68-80、198.32、197.86-95、197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、98.43まで反発。上値は、97.86が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて98.10-43、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.23-25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.67-82のギャップ、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、86.97-20が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて87.65-74、88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、86.49が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.99-13、85.19-56、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。