今日の裏読み、表読み(2025/09/22)

今週は、日本では自民党の総裁を睨んだ展開、米国では、経済指標としてはPCE価格指数、発言としてはトランプ大統領が国連で演説、またFOMCを終了して、パウエルFRB議長を始めとして、FRB高官の発言が続くことで、今後の利下げに関して、どういった発言が行われるか焦点となる。
 本日金融政策としては、中国人民銀行が貸出基礎金利を公表する。利下げをするのかは不透明だが、もし実施されると中国株式市場にはプラスだろうが、通貨相場に対しての影響は限られそう。
 経済指標としては、トルコ8月消費者信頼感指数、加8月鉱工業製品価格と原料価格指数、米8月シカゴ地区連銀全米活動指数などが発表される。
 大きな材料はなく、経済指標に対する反応は限定される。一方要人発言の機会が多い、英中銀では今後の利下げ姿勢に対する発言、FRB関連では、先週のドッド・チャートで後2回の利下げが示されたが、これに対する見方が大きな注目となる。一部でミランFRB理事が、大幅利下げを提唱したようで、平均値が下がった可能性があることは、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開が続いているが、上値は148.29が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.58-78、149.14、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.41-47が維持されると売りは利食いで、買っても147.19を割れるなら止めて146.43、145.49、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1919まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は1.1848が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1919、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1700-16が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1662、1.1608-30、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3560-71が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3661、1.3727-51、1.3789-00、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は1.3417が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3333、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は174.50まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は174.50や175円が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、173.48が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて172.90-09、172.14-59、170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は201.27まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は200.61^-65が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて201.27、202円、203円や204円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、199.10が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.68-80、198.32、197.86-95、197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、98.43まで反発。上値は、98.10-43が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.23-25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.67-82のギャップ、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、88.13まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、87.65-74が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.13-36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、86.49が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.99-13、85.19-56、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。