先週の米物価指数の発表も終了し、今週は比較的材料の薄い中、週末のジャクソン・ホール会議を睨んだ展開。特にここでは、パウエルFRB議長が講演することで、9月以降の利下げの可能性を探る形となりそうだ。
本日の経済指標としては、英7月ライトブーム住宅価格、日本の6月第三次産業活動指数、スイス第2四半期鉱工業生産、ユーロ圏6月貿易収支、加7月住宅着工件数と6月対外内証券投資額、米8月NAHB住宅市場指数などが発表される。
大きな材料もなく、経済指標の影響は限られそう。
一方イベントとしては、トランプ大統領とゼレンスキ―大統領が会談する。週末の米露首脳会談では、主だった成果が見えていない。特に領土の受け渡しに関して、ゼレンスキ―大統領は拒否する姿勢を示している。今回欧州の首脳も参加を表明しており、恐らく休戦の合意は難しく、失望の動きにつながるか注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、若干揉み合いの展開。上値は147.97が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.52、149円、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.62が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて146.20や145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1715-30が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1631が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1590-00、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3595-20が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3521が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3399-22、1.3342、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は173.02が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、171.50が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて170.07、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円は200.29まで上値を拡大。上値は200.17-29が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて201円、202円や203円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.60-91が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.18、197.39-68、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、96.08が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて96.76-07、97.44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は95.49が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.80-91、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、87.53が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.63が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。