今日の裏読み、表読み(2025/08/14)

昨晩は、本格的な夏休みシーズンもあって、総じて揉み合い気味の展開。ただ、本日は米PPIの発表が予定されており、サプライズがあるか注目したい。
 金融政策としては、ノルゲバンクが政策金利を公表するが、据え置きが想定されており、影響は限られる。
 経済指標としては、英7月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、豪7月雇用統計、英国では、第2四半期と6月月次GDP・速報値と6月鉱工業・製造業・建設部門・サービス部門指数、6月貿易収支、スウェーデン7月消費者物価指数、スイス7月生産者輸入価格、仏7月消費者物価指数・改定値、ユーロ圏第2四半期GDP・改定値と6月鉱工業生産、米国では、7月卸売物価指数、週間新規失業保険申請件数が発表される。
 注目はやはり、米7月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数で強弱次第だが、今週のCPIが予想に近くも、下げ止まりが見えており、本日のPPIなどが強い結果となるなら、トランプ相互関税の影響がいしされることで米長期金利の押し上げにつながる見通し。
 本日も要人発言には注意。FRB関連では9月の利下げ再開に向けて、どういった発言が出るか注目。トランプ大統領は、発言に予測がつかないが、関税に関して混乱を招くようなら発言があるなら、リスクオフの可能性にも留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.52が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149円、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.62-72が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1730が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1590-99が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3588-20が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.34ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3399-22、1.3342、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は173.02が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、172円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて171.28-55、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は200.09まで上値を拡大。上値は200.50や201円が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.83-32が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.18、197.39-68、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、96.84-07が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は96.18が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて95.73-00、94.80-91、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、88.36が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.64-73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.24-55、86.63、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。