今日の裏読み、表読み(2025/08/08)

昨晩はまちまちの展開に留まった。本格的夏休み入りもあって、総じて方向感にかける動きに留まった。ただ、本日は週末もあって、ポジション調整の動きが一定出る可能性、一方アストロ的には、週末満月と水星の逆行が絡んでくる。アストロでは、この時期円高になり易いとの指摘がされており、思わぬ動きには留意しておきたい。
 本日の経済指標としては、日本の6月全世帯家計調査、6月経常収支と貿易収支、7月30-31日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見、7月景気ウオッチャー調査、仏6月ILO基準失業率、スイス7月スイスSECO消費者信頼感指数、加7月雇用統計などが発表される。
 米国の指標の発表はなく、総じて経済指標の影響は限られそうだが、注意は日本の指標で、貿易収支はトランプ関税の影響で弱い結果、日銀金融政策決定会合における主な意見では、タカ派の意見が目立つ形、7月景気ウオッチャー調査は弱い結果がリスクとなりそうだ。ただ、日本の指標に対する反応は総じて鈍く、サプライズがなければ影響は限られる見通しとなる。
 引き続き要人発言も注意となる。特に先週の弱い雇用統計に対して、FRB関係者どういった判断を示すか、9月利下げの思惑に注目したい。加えて日米通商協議の合意内容に「ずれ」が生じており、これに関してのトランプ大統領の発言にも大きな注目を払って対応したい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.09が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて149円や150円越え、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.62-69が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1703-11が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.16前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3353が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3588-20、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.33ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3216-59、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.17-38が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、171円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して199.98まで反発。上値は198.21が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.53、199.98、200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、196円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、96円ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.07-44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は94.80-91が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、88円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.63が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。