昨晩は、円の軟調な展開となった。ただ、レベル感的には円は安く、また本格的な夏休みシーズン入りや週末もあって、追いかけるのは避けたい。
本日の経済指標としては、日本お6月有効求人倍率、豪第2四半期卸売物価指数、中7月財新製造業PMI、英7月ネーションワイド住宅価格、トルコ7月製造業PMI、ユーロ圏各国の7月製造業PMI・改定値、英7月製造業PMI・改定値、ユーロ圏7月消費者物価指数・速報値、米国では、7月雇用統計、7月ISM製造業景況指数、6月建設支出、7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値、 メキシコ7月製造業PMIなどが発表される。
各国のPMIは強弱次第、注目はやはり米7月雇用統計とISM製造業景況指数となる。
雇用統計に関しては、前日発表されたADPが比較的良好も、6月民間部門が弱かったことの反動であり、今回もし政府部門が悪化するつと弱い結果につながるリスクは留意したい。またISM製造業景況指数は、若干持ち直しが見えることから良好も想定されるが、ただ、弱い結果がサプライズとなることは留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、151.25-30を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、152.31-39、153.15、154.67-80越えをストップに順次売り場探し。下値は、149.81が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて148.52-58、147.80、146.81、145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1573が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1573、1.1703-11、1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.14前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3313が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3386、1.3453、1.3588-20、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3123-40が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.34が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.00、173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、171円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.73、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して199.98まで反発。上値は198.52が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.20-30、199.98、200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて196.78-96、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、97円前後が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて97.30-44、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は95.63-86が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて94.80-28、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、88.60が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.07-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は88円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.45、86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。