昨晩は、株価が強い上昇にもリスクオンの動きは広がっていない。引き続きFOMCや本格的な夏休みシーズンを控えており、週末もあって様子見ムードも残ることは留意しておきたい。
本日の経済指標としては、英7月GFK消費者信頼感調査、日本の7月東京都区部消費者物価指数、6月企業向けサービス価格指数、5月景気先行・一致指数の改定値、英6月小売売上高、仏7月消費者信頼感指数、トルコ6月設備稼働率と製造業信頼感指数、独7月ifo企業景況感指数、米6月耐久財受注などが発表される。
米国で大きな指標の発表はなく、独7月ifo企業景況感指数の強弱で一定の動きがあるか注目されるが、昨晩既にECBが政策金利を据え置いており、影響は限られそう。
その他株価面では、週末の利食いに注意。また、直近の米長期金利は日替わり的であり、為替市場に与える影響は限られていることは、留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、147.21が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて147.95、149.09-25、150.49、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、145.76-85が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1789-30が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1711や1.1679が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.16156、1.1557、1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3588-20が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3462を前に売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3402、1.3335-65、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.24まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.94-24が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて174円や175円などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、171.85が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて171.36、170.82、169.86、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して199.98まで反発。上値は199.00-30が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.98、200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、197.44が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて196.78、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、97.23-44が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は96.20-40が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて95.40-63、94.80-03、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して88.91まで反発。上値は、88.81-23が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は88円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて87.45、86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。