昨晩は、米CPIの発表や米中閣僚級貿易協議を控えて様子見ムードが続いた。本日も米中閣僚級貿易協議は継続する見通しで、昨日は6時間の協議が行われた模様だが、交渉は難航している模様。ただ、パターン的には対外的に、双方のメリットを考えると「会議の良好さ」と示される見通し。その場合リスクオンの動きが広がり易いが、一方で裏では、不協和音が残るケースが多く、あまり信じるのは止めておいた方が良さそうだ。
本日の経済指標としてh、英5月英小売連合・小売売上高調査、豪6月ウエストパック消費者信頼感指数、5月NAB企業景況感・企業信頼感指数、英5月雇用統計、ノルウェー5月消費者物価指数、スウェーデン4月月次GDP、スイス5月スイスSECO消費者信頼感指数、米国では、4月NFIB中小企業楽観度指数、南ア4月製造業生産などが発表される。
大きな材料はなく、経済指標の影響は少ない。米中閣僚級貿易協議の結果が本日明らかになるかは不透明だが、その点を確認してから対応するのが安全そうだ。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、145.09-61を前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、146.28-36、147.13-67、148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、143.98の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて143.45、142.37-53、141.97-13、141円、139.88割れをストップに買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は、1.1495が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1547-75、1.1650や1.1700などの順次サイコロジカル、1.1909、越えをストップに売場探し。下値は1.1.1357-87が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3542まで直近高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3617が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.36ミドルや1.37越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3492-08が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3415-45、1.3389、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は165.29まで反発も更なる展開とならず、上値は、165.43が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて165.97-10、166.69越えをストップに順次売り場探し。下値は、164.17-55が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて162.80-89、162.09、160.96-08、159.17-46、158.36、157円割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して196.42まで反発。上値は196.33-42が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて197円、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、195.45が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて194.54、193.27、192.73、191.89-07、190.94、189.92、187.44-47、186.02、184.38割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、94.50前後を前に上げ渋りでは利食い優先で、売っても超えるなら止めて95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.25が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて92.53、92.02-06、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して87.73まで反発も、更なる展開とならず、上値は、87.73が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.25、88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.53が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.98、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。