今日の裏読み、表読み(2025/04/23)
本日の経済指標としては、日2月第三次産業活動指数、ユーロ圏各国の4月製造業とサービス業PMI・速報値、南ア3月消費者物価指数、英4月製造業とサービス業PMI・速報値、ユーロ圏2月建設支出と貿易収支、メキシコ3月小売売上高、加3月新築住宅価格指数、米国では、3月建設許可件数と建設許可増減率・改定値、4月製造業・サービス業・総合PMIの速報値、3月新築住宅販売件数やベージュブックなどが発表される。
注目は、各国のPMIの格差で、強弱次第でドルが一定の動きを示しそう。ただ、基本は全てトランプ関税の影響で弱めの結果が想定されることは留意しておきたい。
また、G20やG7、更にIMFや世銀の会合が集中しており、要人発言の機会が多く注意が必要となるが、トランプ関税の影響に対して警戒感の強い発言が多く集まりそうだ。ただ、大きな影響は与えるかは不透明となるが、少なくとも市場が好感するような発言は望まない方が良さそうだ。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もどうにか維持する形。ただ上値は引き続き重く、142.08-17のギャップが抑えると弱く、利食い優先。超えても143.09、144.31、145.14、147.15、148.27、149.15-24のギャップ越えをストップに順次売り場探し。下値は141円前後、140円ミドル前後が維持されると売りは利食いで、買い下がってストップは各々タイト気味とするか、思い切るなら139.89割れをストップに買い下がる形となる。またもし、割れるケースでは、昨年9月の最安値139.58も割れるケースが想定されるが、139円割れをストップにして、買い直し場を探したい。
ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は1.1547-73が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1640、1.1876、1.2042越えをストップに売場探し。下値は、既に1.14前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて、1.1335、1.1264、1.1181、1.1154-58、1.1091、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3424まで反発。上値は、1.3424-34を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.35や1.3550越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3293を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3203、1.3123-64、1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708、1.2672、1.2560-83、1.2477割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで一時反発も上値を抑えられる形。上値は、162.68が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて163.26、164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は160.96-99が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて159.17-46、158.36、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発も更なる展開とならず、上値は189.18-38が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて189.65-190.10、191.98、193.68、195.77-98、196.32、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は187.44-47が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて186.02、184.38、182.81、180.09割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大。上値は、90.66が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて91.18-41、92円、93.15、93.84、94.67、95.30-40、95.75越えをストップに順次売り直しとなる。下値は89.57-65が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて88.30、86.05、85.50や85.00、84.60割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大も維持する形。上値は、84.78が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて85.24-27、86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は、83.89-03が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.25、82.22、79.82、79.41-46、79.00、78.56割れをストップに買い直しとなる。