今日の裏読み、表読み(2025/04/21)
金融政策としては、中国人民銀行が貸出基礎金利を公表する。金利の引き下げがあるかは不透明だが、総じて影響は限られそうだ。
経済指標としては、米3月景気先行指標総合指数が発表される。直近の米経済指標の結果からは弱い内容となるのか注意しておきたい。弱い結果は米長期金利の低下要因としても、株価市場には良い影響を与え無さそうだ。
その他国際通貨基金・世界銀行の春季会合がスタートする。本日は特別なことはないが、世界的に米追加関税で不透明感が残る中、世界景気の見通しにネガティヴな見解が示されると市場に良い影響を与えないことは、留意しておきたい。また、引き続きトランプ大統領の突発的な発言、株価や米長期金利の動向には注目して対応したい。
戦略としては、ドル円は、141.64まで更に下値を拡大。上値は、既に143.08が抑えると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて144.31、145.14、147.15、148.27、149.15-24のギャップ、150.49、151.25-30、152.31越えをストップに順次売り場探し。下値は、141.62が維持されると売りは利食いで買っても、141円ミドルがクリアに割れるなら止めて、141円、140円、139.58割れをストップに順次買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.1473まで一時急騰も更なる展開とならず、上値は、1.14ミドルが抑えると買いは利食い優先で、売りは1.1473越えるなら止めて、1.15や1.1550越えをストップに売り上がりとなる。下値は、1.1335が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.1264、1.1181、1.1154-58、1.1091、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3304まで反発。上値は、1.3434を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.35や1.35050越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3203を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3123-64、1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708、1.2672、1.2560-83、1.2477割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで一時反発も上値を抑えられる形。上値は、162.63が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて163.26、164.19、164.55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は161.25が維持されると売りは利食いで、買っても160.96を割れるなら止めて159.17-46、158.36、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発も更なる展開とならず、上値は189.65-190.10が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて191.98、193.68、195.77-98、196.32、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は188.08が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて187.44、186.02、184.38、182.81、180.09割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大。上値は、91.18-41が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて92円、93.15、93.84、94.67、95.30-40、95.75越えをストップに順次売り直しとなる。下値は90.13が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて89.57、88.30、86.05、85.50や85.00、84.60割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大も維持する形。上値は、85.24-27が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて84.75、85.27、86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は、83.77-89が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.25、82.22、79.82、79.41-46、79.00、78.56割れをストップに買い直しとなる。