今日の裏読み、表読み(2024/10/18)

 昨晩もドルの堅調や円の軟調が続いたが、本日は週末もあって、一定のポジション調整が出易いことは留意しておきたい。
 経済指標としては、日9月全国消費者物価指数、中国の9月住宅価格指数、第3四半期GDP、9月小売売上高・鉱工業生産・固定資産投資、9月失業率、英9月小売売上高、ユーロ圏8月経常収支と建設支出、米9月住宅着工件数と建設許可件数などが発表される。
 注目としては、日本の9月全国消費者物価指数は、強い結果が想定されるが、反応は無さそう。中国のGDPを始めとした一連の指標は弱い結果がリスクも、直近景気浮揚策が示されており、こちらも織り込みの範囲に留まりそう。また英9月小売売上高は弱い結果がリスクで、米国では9月住宅着工・建設許可件数は、強弱が見えても影響は少ない見通し。
 その他引き続き米長期金利や株価の動向を睨みながらの対応となる。

 戦略としては、ドル円は、150.32まで上昇も、上値追いは避けたい。上値は、150.89を前に上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り上がる形。超えるなら止めて、雲の上限が控える152円越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、148.85を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても割れるなら止めて148.30-41や148円をストップに買い直し。更には147.25-34、146.41、145.91、144.63-68割れをストップに買い直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え1.0811まで再下落。ただ突っ込み売りは出来ず、下値は1.0778を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0710割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0901-17が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0952-55、1.0997、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3024-88が押さえると買いは利食いで、売り上がっても超えるなら止めて、1.3103-35、1.3175、1.32ミドル、1.3306、1.3390をストップに売り直しとなる。下値は1.2975-77が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2940割れをストップに、買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、163.61まで上昇も更なる展開とならず、上値は、162.77-90を前に上げ渋りでは買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、163.61、164円、164.83-12、156、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、161.85を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、161.00、160円、158.71割れをストップに順次買い直しとなる
 ポンド円は、195.74まで上値を拡大も、現状は上値を抑える形。上値は195.61-98を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りはこれを越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、194.32-35を前に下げ渋りでは売り利食い、買い割れるなら止めて、193.58-84ゾーン、192.71-80、191.74、190.42、189.57-86割れをストップに順次買い場探しとなる。、
 豪ドル円は、101.43まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は100.95を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.43、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は99.43-62前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、99.09-21、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.12-37を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、91.93-96、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.07-43を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、89.80-87、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。