今日の裏読み、表読み(2024/10/11)

 昨晩もドルの堅調な展開が続いた。ただ、本日は週末もあって、一定のポジション調整が出易いことは留意しておきたい。
 経済指標としては、日9月マネーストックM2、独9月消費者物価指数・改定値、英8月月次GDP、8月鉱工業・製造業・建設部門・サービス部門生産、8月貿易収支、スイス9月SECO消費者信頼感指数、トルコ8月経常収支、メキシコ8月鉱工業生産、加8月住宅建設許可件数と9月雇用統計、米国では、9月卸売物価指数と10月ミシガン大学消費者信頼感・速報値などが発表される。
 注目としては、9月卸売物価指数は結果次第も、昨日のCPIが予想を上回っており、強い結果はドルを支えると見られるが、ただ、lこの米CPIとPPIは、逆のパターンが多く、弱い卸売物価指数がサプライズ的となる可能性に注意。また、10月ミシガン大学消費者信頼感・速報値で、米国の景況感を見る形となるが、米国のソフトランディング期待となるなら、米株を支える動きが見えそうだ。
 その他米長期金利の高止まりが続いているが、入札が終了したこともあって、更に上昇を期待するのは避けたい。また、週末はアストロ的に重要変化日となっており、リスクオン・オフどちらかは不透明も、流れが見えるなら逆らわない方が無難となる。

 戦略としては、ドル円は、149.55まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、149.55が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、150円のサイコロジカル越えをストップ、超えても150.89、雲の上限が控える152円越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、148.30や148円を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは147.25-34割れをストップに買い下がり。割れても146.41、145.91、144.63-68、143.27-52、142.94-98、142.34-41、141.64や141.13割れをストップに買い直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え揉み合い気味。下値は、1.0882-00を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.0778、1.0710割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.0955や1.0997が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14、1.1276、1.1396、1.1495越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3114-35が押さえると買いは利食いで、売りは1.3175越えをストップ、越えても1.32ミドル、1.3306と売り場探し。更には1.3390をストップ、または1.3423-35越えをストップに売り上がり。越えても1.3500や1.3550、1.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は1.3002-10が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2940-75割れをストップに、買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、163.61まで上昇も更なる展開とならず、上値はこれが押さえると買いは利食いで、売っても164円越えをストップ、更には164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、161.91を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、161.00割れをストップに買い直し。更には160円、158.71、158.10-38、157.78、157.05-11円割れをストップに順次買い直しとなる
 ポンド円は、195.63まで再反発も上値を抑えると形。上値は195.51-63が押さえると買いは利食いで、売りは195.98越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、192.71-89が維持されると売りは利食い、買い割れるなら止めて、191.74、190.42、189.57-86、188.73、188.17、187.36、186.68割れをストップに順次買い場探しとなる。、
 豪ドル円は、101.43まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は100.78を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.43、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は99.69が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、99.09-21、98.69-75、97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70、93.43-87割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.06を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、91.93-96、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.07-13を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは89.80-87割れをストップ、割れても89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。