今日の裏読み、表読み(2024/07/17)
本日の経済指標としては、NZ第2四半期消費者物価、豪7月先行指数、英6月消費者・小売・生産者物価指数、ユーロ圏6月消費者物価指数・改定値、南ア5月小売売上高、加5月対内外証券投資額、米国では、6月住宅着工・建設許可件数、6月鉱工業生産・設備稼働率、地区連銀経済報告などが発表される。
注目としては、NZ第2四半期消費者物価の強弱が見えた場合、AUD/NZDなど一定の大きな動きとなる可能性の注意。英6月消費者・小売・生産者物価指数は、この結果次第で8月の利下げの思惑につながるか焦点。またユーロ圏6月消費者物価指数は改定値であり、変化が少なければ影響は少ない。一方米国では、大きな指標の発表はなく、強弱が見えてもまちまちの結果であれば、反応はしづらそうだ。
その他、週末FRBのブラック・アウト期間を控えて、 バーキン・リッチモンド連銀総裁やウォラーFRB理事の発言に注目となるが、特にタカ派のウォラーFRB理事が、直近の物価指数を受けて、スタンスを緩和するか大きな焦点となりそうだ。
戦略としては、ドル円は、反発が161.95でCapされて、157.19まで一時下値を拡大もこれを維持する形。上値は、158.86を前に、上げ渋るなら買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、159.45越えをストップに売り直し。更には160.26越えをストップに値幅を取って売る形から超えても160.65や161.00-50、161.75-95越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、157.71-98を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは157円ミドルまで買い下がって、ストップは157.19割れ。割れても156.50、155.72、155.12割れを順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.0923まで再反発も更なる展開とならうz、上値は1.0923を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.0943越えをストップに売り直し。超えても1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0860-72を前に下げ渋るな売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.0778割れをストップに買い直し。更に割れても1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.2996まで反発も現状は上値を抑えると形。上値は1.2996を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.34143をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2929-83を前に下げ渋りでは、売りは利食いとなるが、買いは1.2868をストップに買い下がり、割れても1.2810-20、1.2741-54、1.2613-16割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.43が上値を抑えて、下落が171.47まで調整もこれを維持する形。下値は、172円前後が維持されると売りは利食いで、買い下がっても、ストップは171.45-56割れ。割れても170.71-91、170.33、168.97-32などをストップに順次買い場探しとなる。上値は、172.92を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、173.44をストップに売り直し。更に超えても174.75-175.11、175.43や178越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円は、208.12まで上値を拡大も、更なる展開とならず、下値は、203.85-13を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、203円、201.96、201.07、200.35-44割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、205.79が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて206.35をストップに売り直し。超えても206.73、207.57-87、208.12越えをストップに順次売り場探し。
豪ドル円は、上値を109.38まで拡大も更なる展開とならず、下値は、106.49が維持されると買っても、割れるなら止めて105.34-54をストップ、更には104.50-00ゾーンを買い下がって、このストップは104.81割れ。上値は、107.10-22が押さえると買いは利食いで、売りは107.87をストップに売り上がり。超えても108.24をストップ、更には109円前後まで売り場を探して、このストップは109.38越えとなる。
NZD円は、99.03まで上値を拡大も現状は上値が抑えられる形。下値は95.71が維持されるなら買っても、割れるなら止めて、95.55、95.08-27割れをストップに順次押し目買いとなる。上値は96円ミドルや97円前後が押さえると買いは利食い優先で、売りは97.26をストップに売り上がり。越えても97.65、98.12-28、98.54-60、99.03をストップに順次売り場探しとなる。