今日の裏読み、表読み(2024/07/01)
本日の経済指標としては、4-6月期日銀短観、中6月財新製造業PMI、日6月消費者態度指数、英6月ネーションワイド住宅価格、スイス5月実質小売売上高、トルコ6月製造業PMI、スイス6月製造業PMI、ユーロ圏各国の6月製造業PMI・改定値、英6月製造業PMI・改定値、独6月消費者物価指数・速報値、米国では、6月製造業PMI・改定値、6月ISM製造業景況指数と5月建設支出などが発表される。
注目としては、日本の日銀短観は、強弱が見えても影響はなさそう。中6月財新製造業PMIやユーロ圏、英米各国の6月製造業PMI・改定値は、各国の強弱差はあっても、改定値であり影響は限られそう。焦点は米国の6月ISM製造業景況指数で、直近強弱がはっきりとしない米経済の見通しに、一定の方向感を示すか注目したい。
要人発言としては、1-3日に、ECB主催の国際金融会議「ECBフォーラム」が開催される。多くの要人の発言機会が想定されており、様々な発言が相場に一定のインパクトを与えるか焦点となる。
戦略としては、ドル円は、下値を154.55で維持して、161.27まで反発。ただ、上値追いは厳しく、上値は161.27や161.50が押さえるなら買いは利食い優先。売りは慎重さが必要だが、下げが甘ければ買い戻しながらの対応となる。下値は、160.26が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、159.27-30ゾーンをストップに買い直し。更には158.67-82、157.92、157.50-60、156.50、155.72、155.12割れを順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0666まで再下落もこれを維持する形。下値は、1.0624-66を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて1.0600割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.0746-62を前に、上げ渋りでは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、ストップを1.0852越えとして、1.0800前後と売り直し。超えても1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2861まで反発も、1.2613まで再調整。下値は、1.2613を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは1.2580割れをストップ、割れても1.2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2703-40を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.2861、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、172.77まで上値を拡大も上値追いは厳しく、上値は、173円を前に上げ渋りでは買いは利食い、売っても超えるなら止めて、173.50や174円をストップに売り直し。下値は、171.45を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いっても割れるなら止めて、170.71-91をストップの買い直し。また更には170.33、168.97-32、167.32-52などをストップに順次買い場探しとなる。
ポンド円は、203.60まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。ただ、上値は、月足からポイントが薄くなるが、204.00、207.99、214.20、215.87を睨みながら、順次サイコロジカルな位置を考慮しながら利食いや売り場探しとなる。まず上値は204円を前に上げ渋りでは、買いは利食いながら対応。売りは204.20後をストップ、下値は、202円ミドルの維持では売りは利食いで、買いは201.96割れをストップ、割れても201.07、200.35-44、198.93割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を107.47まで拡大も、上値を追いは厳しく、107.47が押さえると買いは利食いで、売りは107.50や108円越えをストップに検討したい。下値は、106円ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは106円前後まで買い下がって、ストップは105.34-54割れ。割れても104.50-00ゾーンでの買い直しで、このストップは104.81割れ。割れても104.03-35、103.54-60、102.62-98、101.83、101.59、100.46割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、98.15まで上値を拡大も、上値追いは不透明。上値は、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは98.50や99円越えをストップに売り上がる形。下値は、97.09-44ゾーンを前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、96.67-79をストップの買い直し。割れても96.10-30、95.55-76、95.08-27、94.15-16割れをストップに順次押し目買いとなる。