昨晩は、米物価指数、FOMCや日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見ムードの中、揉み合い気味の展開。本日も同様な展開が続く仮定で対応したい。
本日の経済指標としては、日5月マネーストックM2、豪5月NAB企業景況感・企業信頼感指数、英5月雇用統計、米5月NFIB中小企業楽観度指数、南ア5月製造業生産、加4月住宅建設許可件数などが発表される。
大きな材料はないが、英5月雇用統計や米5月NFIB中小企業楽観度指数の強弱で、相場が一定の反応を示す可能性は注意しておきたい。
要人発言としては、今週はFRBのブラックアウト期間でFRB要人発言はないが、ECB関連の発言が多く、引き続き更なる利下げに慎重な姿勢が示されると、ユーロ相場を支えそうだ。
その他、本日は米10年物国債の入札が行われる。入札週は米長期金利が上昇し易いことは、留意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、157.71から154.55を維持して反発気味。上値は157.47-71を前に、上げ渋りでは買いは利食い、売っても超えるなら止めて、158円、158.50、159.58や160.17をストップに、順次売り直しとなる。下値は、155.12を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、買っても割れるなら止めて、154.55をストップに買い直し。また割れるケースでは、153.60、152.80、151.86、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0733まで下落。ただ、突っ込み売りは出来ず、これが維持されると買い狙い。ストップは1.0724割れ。割れても1.0674、1.0624-49、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、ギャップの上限なる1.0800前後が抑えられると買いは利食い優先。売りは1.0836をストップに売場探し。超えても、1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2818まで反発も更なる展開とならず、下値は、1.2680を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、再度1.2644、1.2580、1,2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2812-23を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.89まで再反発も上値を抑える形。上値は、170.29を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売っても超えるなら止めて、170.75-89越えをストップ、更に超えても171.56をストップに売り直しとなる。下値は、168.09-30を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いは、割れるなら止めて167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに順次買い場探しとなる。
ポンド円は、200.75まで上値を再拡大も、更なる展開とならず、上値は、200.43-65を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売りは200.75をストップ、超えるなら止めて、201.15や202.15越えをストップに売り直し場を探したい。下値は198.40を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、197.21をストップの買い直し。更には195.05、194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れをストップに順次買い場探しとなる
豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、104.87まで再反発も現状はこれが上値を抑える形。上値は、104.01を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、194,63-85、105.50や106円越えをストップに売り直しとなる。下値は、102.62-98を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて、101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、96.81まで上値を拡大も、これが上値を抑える形。 上値は、96.75-86を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売っても、超えるなら止めて、再度97.50をストップに売り直したい。下値は、95.25-55を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めるか、95.08割れをストップ買い下がり。更に割れても94.15-16や93.70割れをストップ、更には93.15-49ゾーン、92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。