今週は、ECB理事会、米ISM両指標や5月雇用統計が焦点となる。ECBは利下げ間違い無しだが、7月以降の方針がどういった形で示されるか焦点。また米国では、総じて良好な指標が続けば、米長期金利の下支えとなりそうだ。
本日の経済指標としては、日本の1-3月期四半期法人企業統計調査、中5財新製造業PMI、トルコ5月消費者・生産者物価指数、スイス5月製造業PMI、ユーロ圏各国の5月製造業PMI・改定値、英5月製造業PMI・改定値、米製造業PMI・改定値と5月ISM製造業景況指数などが発表される。
注目としては、各国製造業PMIの格差で、相場が一定の動きを示しそうだが、特に米国では、5月ISM製造業景況指数に改善が見えるか大きな焦点となる。
その他週初や月初で、動意に薄そうだが、不安定な株価なども留意して対応したい。
戦略としては、ドル円は、156.78から153.60まで調整を維持して、157.71まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は157.71を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、158.50越えをストップに売り直し。更に超えても159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、156.38を前に下げ渋りでは買い狙い。割れるなら止めても、155.85割れをストップに買い直しとなる。また更に割れるケースからは、なら155.25、153.60、152.80、151.86、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0895まで再反発も、現状は上値を抑える形。上値は、1.0889-95を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0788-11を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買ってもストップは1.0760割れ。更に割れるケースからは1.0724、1.0674、1.0624-49、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2801まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2801-23を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えるなら売りは止めて、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1.2644-81を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.2580、1,2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、170.80まで再反発も、現状は上値を抑える形。上値は170.80を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売って超えるなら止めて171.56をストップに売り直し。下値は、169.06を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは、168.82割れをストップ、割れても167.32、166.74、165.64、164.02割れをストップに買い場探しとなる。
ポンド円は、200.75まで上値を再拡大も、更なる展開とならず、上値は200.75を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、201.15越えをストップまたは、202.15越えをストップに売り直し場を探したい。下値は、198.76が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、ストップを197.38割れとして買い直し。更には197円から196円方向と、慎重に値幅を取って買い下がって、ストップは深めの195.05割れ。割れても194.49-75ゾーン、193.84-05、193円割れ、191.37、190.83-10、190.00-30割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、104.87まで再反発も現状はこれが上値を抑える形。上値は104.87-95を前に上げ渋りでは利食いで、売っても超えるなら止めて、105.50や106円越えをストップに売り直しとなる。下値は、103.37を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは103円まで買い下がっても、ストップは102.81割れ。割れるケースからは、101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、96.75まで上値拡大も、現状は上値を抑える形。上値は、96.75を前に上げ渋りでは買いは利食い、売りは97.00や97.50をストップに売り場を探したい。下値は、95.43を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めるか、95.08-25割れをストップ買い下がり。更に割れても94.15-16や93.70割れをストップ、更には93.15-49ゾーン、92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。