今日の裏読み、表読み(2024/05/06)

今週は、英中銀を始め、スウェーデン、オーストラリア、ブラジルなどの中銀の政策決定が焦点となる。また、円相場に関しては、日本のGWが明けて、輸入企業などのフローの動きも注目されそうだ。
 経済指標としては、中国の4月財新サービス業PMI、ユーロ圏各国の4月サービス業PMI・改定値、ユーロ圏3月卸売物価指数、米3月雇用傾向指数などが発表される。
 注目としては、中国やユーロ圏のPMI、ユーロ圏3月卸売物価指数や米3月雇用傾向指数の動向次第も、影響の大きな指標とは言えず、相場の反応は限られそう。
 その他、東京やロンドンが休場で、動意の薄い状況となりそう。また、引き続き高止まりする米長期金利や不安定な株価を睨んだ対応となる。

 戦略としては、ドル円は、160.17の高値から調整を154.54で維持して、その後の戻りを157.99で限定し、更に下値を151.86まで広げる形。下値は、151.86をストップに押し目買いから入る形。ただ、割れるなら止めて、151.58、150.80、150.26、149.94を順次ストップに買い場探し。上値は、153.33が押さえると買いは利食いとなるが、超えるなら154円や155円を前に上げ渋りでは利食い優先。また売りはできれば156.08越えをストップに、慎重に売り上がる形となる。また超えても158円越えをストップに売り直し、超えるなら止めて、159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。
 ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0811まで再反発も、上ヒゲが見えており、上値追いは厳しい。上値は、1.0811を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売っても、超えるなら止めて、1.0885、1.0943-81、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0700-40ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い下がって、ストップは1.0674割れ。割れても1.0624-49を前に、下げ止まりでは売りは利食いで、この買いのストップは1.0600割れ。割れても1.0563や1.0448をストップに買い場探しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2635まで反発も、上値を追いは避けたい。上値は、1.2635を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りもこれをストップ。超えるケースからは、1.2710、1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1.25前後維持では、売りは利食いで、買ってもストップは1.2423-72ゾーン割れ。割れるケースからは、1.2300-32、1.2265、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇も、その後164.02まで下落。ただ、突っ込み売りは出来ず、早期は164.02割れをストップの押し目買い。割れても、163.02、162.28、160.88-06、160.22や158.90割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、167.39や168.67を前に、上げ渋りでは利食い、これをストップに売場探し。超えても171.00や171.56をストップに売り直しとなる。
 ポンド円は、上値を200.55で抑えられて、191.37まで下落も、突っ込み売りは出来ない。下値は、191.37をストップの押し目買いから。割れても190.83-10、190.00-30、188.58、187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。上値は、195.75を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売りはこれをストップ、超えても197.43、199.85や200.55をストップに、売り直し場を探したい。
 豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46まで下落。押し目では100.46をストップ買い場探し。、割れても99.75-94、も99.37-42、97.78、97.25-27、96.90、96円割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、102.75-19を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても104.94をストップに売場探しとなる。下値は、100.65を前に下げ渋りでは、売りは利食いで
 NZD円は、95.40を高値に91.19まで下落。早期は91.19をストップに押し目買い。割れても90.82、89.77-96、89.26割れをストップに買い直し場を探す形となる。上値は、93.32を前に上げ渋りでは、買いは利食いで売っても、超えるなら止めて93.87、95.16や95.40をストップに売り直しとなる。