今日の裏読み、表読み(2024/04/25)

昨晩は、ドルに買い戻し。引き続き日替わり相場は続いており、追いかけない姿勢は重要となる。
 金融政策としては、トルコ中銀が政策金利を公表する。据え置きが想定されており、サプライズがなければ影響は限られそうだ。
 経済指標としては、日2月景気先行指数・改定値、独5月GFK消費者信頼感調査、仏4月企業景況感・製造業景況感指数、南ア3月卸売物価指数、仏3月失業者数、英3月CBI小売売上高調査、米国では、第1四半期GDPと個人消費の速報値、 3月卸売在庫・小売在庫、週間新規失業保険申請件数、3月住宅販売保留指数と4月カンザスシティー連銀総合指数などが発表される。
 注目は、米第1四半期GDPと個人消費や週間新規失業保険申請件数となる。良好な結果が想定されるが、これが米長期金利を押し上げるかは不透明も、その場合はドルに一定の買いが続きそうだ。
 その他米7年物国債入札を受けた長期金利の動向や決算発表が続く株価の動向などもチェックしながらの対応となる。

 戦略としては、ドル円は、上値を155.37まで拡大。引き続き介入警戒感も残り上値追いは厳しく、上値は、156円越えをストップに慎重に売り場を探したい。下値は介入がない前提では、154.50-75が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、153.85-96をストップに買い直し。割れるなら153.00-50ゾーンでの買い直し。このストップは152.59割れ。割れても152円前後までは買い下がりで、このストップは151.58割れ。割れても150.80、150.26や149.94、148.91をストップに買い直しを検討したい。尚、もし円買い介入が入った場合、過去の例からは4-5円動くケースが多いが、現状では下げても150円前後が維持されてしまう可能性もありそう。また、こういった下落があれば、積極的な買い場探しとなる。 
 ユーロドルは、1.0932まで再反発後、1.0602まで下値を拡大も、現状はこれを維持する形。下値は1.0624-39前に、下げ止まりでは売りは利食いで、買いは買い下がって、ストップは1.06000割れ。割れても1.0563や1.0448をストップに買い場探しとなる。上値は、1.0715を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0757、1.0885をストップに売り直し。超えても1.0943-81、1.0996-98をストップに、売り場探しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2300まで拡大。ただ、突っ込み売りは出来ず、下値は、1.2300-32を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いっても割れるなら止めて、1.2265、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。上値は、1.2485-00を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2579、1.2710、1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、166.24まで上値を拡大も、上値追いは避けたい。上値は、167.00や168.00を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売りはこういった位置まで超えると、169.95までポイントが薄くなるので、越えるなら一旦止める形。下値は、165.39が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、164.40-63を前に下げ渋りでは、買い狙い。更には163.02、162.28、160.88-06、160.22や158.90割れをストップに順次買い直しとなる。
 ポンド円は、下値を187.97で維持して、193.65まで上値を拡大も、やはり上値追いは避けたい。上値は193.65を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、194円や195円越えをストップに売り直しとなる。下値は、192.42を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、190.83-10をストップ、更には190.00-30、188.58、187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を101.02まで上値を拡大も上値追いは避けたい。上値は、101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、100.00-50ゾーンが維持されると売りは利食いや買い狙い。このストップは99.71割れ。割れても99.37-42を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、97.78をストップに買い直し。更に割れても97.25-27、96.90、96円割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、93.46からの調整を90.37で維持して、92.18まで再反発。上値は、92.18-36を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても92.95-15、93.36や94.03をストップに、順次売り直しとなる。下値は、91.75が維持されると売りは利食い、割れても90.92-96を前に下げ渋りでは、利食いや買い狙い。割れるなら止めて、90.20-60での買い直しで、このストップは89.77-96割れ。割れても89.26割れをストップに買い直し場を探す形となる。