今日の裏読み、表読み(2024/04/01)

今週は、米ISM両景況指数や3月雇用統計を睨んだ展開となるが、本日はまだ主要市場が、イスターマンデーで休暇が続くことで、同に薄い展開も想定されそうだ。
 経済指標としては、1-3月期日銀短観・中国3月財新製造業PMI、トルコ3月製造業PMI、米国では、3月製造業PMI・改定値、3月ISM製造業景況指数や2月建設支出、メキシコ3月製造業PMIなどが発表される。
 日銀短観は、弱い結果が想定されるが、株価の影響はあっても、為替に対する影響はなさそう。中国3月財新製造業PMIは、直近の中国経済の立ち直りを反映する結果となるか注目される。また米国では、3月製造業PMI・改定値と3月ISM製造業景況指数が焦点となるが、特にISM製造業景況指数は、直近の弱さから改善が見えて来るか注目される。その場合ドル相場を支えそうだ。

 戦略としては、ドル円は、上値は、151.97を前に上げ渋りでは、買いは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても、財務省の円買い介入に対する警戒感もあって、152.50や153円越えをストップに、慎重に売り狙いとなる。下値は、151.01-18を前に、下げ渋りでは売りは利食い、買いはこのレベルは慎重さが求められそうで、できれば割れる動きから150.26や149.94割れをストップに買い場探し。また割れるケースでも、148.91をストップに買い直し。更に割れても148円ミドル、148円前後まで買い下がって、ストップは147.93割れ、割れても147.60-80での買い狙いで、これは147.43割れをストップ、更には146.49をストップに買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0932まで再反発も、更なる展開とならず、上値は、1.0864-68を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0943-81や1.0996-98をストップに、売り直しとなる。更に超えても1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り場探しとなる。下値は、1.0762-68前に下げ渋りでは、売りは利食いや買いも、割れるなら止めて、1.0722-32、1.0695割れをストップに慎重に買い下がる形となる。 
 ポンドドルは、下値を1.2518で維持して、1.2895まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2655-68を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2803-23を前に利食い優先から売り狙い。更に1.2895、1.2996をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2575-86を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて1.2518-36、1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を160.22で維持して、165.36まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。上値は164.42を前に上げ渋りでは、利食いやこれをストップに売り狙い。超えても165.36、166円をストップに売り直しとなる。下値は、162.94を前に、下げ渋りでは売りは利食いや買い狙いも、割れるなら止めて、更に160.88-06、160.22や158.90割れをストップに買い直しとなる。
 ポンド円は、下値を187.97で維持して、193.54まで上値を拡大も、これが上値を抑える形。上値は191.68を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えても193.54,194円や195円越えをストップに売り直しとなる。下値は、190.35-51を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、188.58、187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を100.18まで拡大も現状はこれが上値を押さえており、上値は、99.25を前に、上げ渋りでは買いは利食い、売りは越えるなら止めて、100.18、101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.18を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、97.85を割れるなら止めて、97.25-27、96.90、96円、95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、93.46からの調整を90.37で維持して、92.21まで再反発。上値は、91.25を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても92.21、92.95-15、93.36や94.03をストップに、順次売り直しとなる。下値は、90.17を前に下げ渋りでは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、89.77、89.26をストップに順次買い直しとなる。