今日の裏読み、表読み(2024/03/28)

昨晩も円の動きを除くと、イースター休暇を控えて、若干揉み合い気味の展開。
 本日は、NY債券市場が短縮取引となることもあって、様子見ムードが続きそうだが、ただ、月末・四半期末を控えて、ポジション調整の動きは留意しておきたい。
 経済指標としては、日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18-19日開催分)、NZ3月ANZ企業信頼感、豪2月小売売上高、独2月小売売上高、英第4四半期GDP・改定値と経常収支、独3月失業者数、南ア2月卸売物価指数と貿易収支、加1月月次GDP、米国では、第4四半期GDPと個人消費・確定値、週間新規失業保険申請件数、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値、2月住宅販売保留指数と3月カンザスシティー連銀・総合指数などが発表される。
 注目としては、豪独2月小売売上高や英第4四半期GDP・改定値などの強弱で一定の相場の動きはありそうだが、焦点は米国のGDPの改定値で、強い結果が見えるとドルを支えそうだが、一方でシカゴPMIやミシガン大学消費者信頼感指数などのセンチメント指数が弱い結果をみせると、総じて影響は限られそうだ。

 戦略としては、ドル円は、151.97まで一時上値拡大も更なる展開とならず、、上値は、151.97を前に上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても、財務省の円買い介入に対する警戒感もあって、152.50や153円越えをストップに、慎重に売り狙いとなる。下値は、151.01-03を前に、下げ渋りでは売りは利食いや買い狙いも、割れるなら止めて、本邦決算期末の明日の仲値に向けて、慎重に150.26や149.94割れをストップに買い場を探したい。また割れるケースでも、148.91をストップに買い直し。更に割れても148円ミドル、148円前後まで買い下がって、ストップは147.93割れ、割れても147.60-80での買い狙いで、これは147.43割れをストップ、更には146.49をストップに買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0932まで再反発も、更なる展開とならず、上値は、1.0864-68を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0943-81や1.0996-98をストップに、売り直しとなる。更に超えても1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り場探しとなる。下値は、1.0790-00を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買いも、割れるなら止めて、1.0762や1.0732割れをストップに慎重に買い下がる形となる。 
 ポンドドルは、下値を1.2518で維持して、1.2895まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2668-76を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2803-23を前に利食い優先から売り狙い。更に1.2895、1.2996をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2575を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて1.2518-36、1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を160.22で維持して、165.36まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。上値は164.42を前に上げ渋りでは、利食いやこれをストップに売り狙い。超えても165.36,166円をストップに売り直しとなる。下値は、163.31が維持出来れば良いが、維持では売りは利食いや買い狙いも、割れるなら止めて、162.95割れをストップ、更には160.88-06、160.22や158.90割れをストップに買い直しとなる。
 ポンド円は、下値を187.97で維持して、193.54まで上値を拡大も、これが上値を抑える形。上値は191.68を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えても193.54,194円や195円越えをストップに売り直しとなる。下値は、190.35を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、188.58、187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を100.18まで拡大も現状はこれが上値を押さえており、上値は、99.25を前に、上げ渋りでは買いは利食い、売りは越えるなら止めて、100.18、101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.48を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて、97.85、97.25-27、96.90、96円、95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、93.46からの調整を90.37で維持して、92.21まで再反発。上値は、91.25を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても92.21、92.95-15、93.36や94.03をストップに、順次売り直しとなる。下値は、90.37-52を前に下げ渋りでは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、89.77、89.26をストップに順次買い直しとなる。