今日の裏読み、表読み(2024/03/27)

昨晩も若干手掛かり難から揉み合いムード。本日も月末・四半期を控えて同様な展開が続く可能性で対応したい。
 金融政策としては、南アフリカ準備銀行が政策金利を公表する。予想は据え置きであり、その場合影響は限られそう。ただ、先進国が利下げの流れにある中、今後の利下げの可能性に言及があれば、相場のマイナス要因となることは、留意しておきたい。
 経済指標としては、豪3月先行指数、NZ3月NBNZ自社業績予想・企業信頼感指数、豪2月消費者物価指数、仏3月消費者信頼感指数、ユーロ圏3月消費者信頼感と経済信頼感、米MBA住宅ローン申請指数などが発表される。
 米経済指標の発表はなく、総じて経済指標に対する反応は限定されるが、豪2月消費者物価指数やユーロ圏3月消費者信頼感と経済信頼感などの結果に強弱が見えた場合、一定の動きが出る可能性は注意しておきたい。
 その他、本日は月末スポット応当日に当たり、四半期末に向けたフローの動きにも、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、159.82までまで上値を再拡大も更なる展開とならず、、上値は、151.75-96を前に上げ渋りでは利食いやこれをストップに売り狙い。超えても、財務省の円買い介入に対する警戒感もあって、152.50や153円越えをストップに、慎重に売り狙いとなる。下値は、151.01を前に、下げ渋りでは売りは利食いや買い狙いも、割れるなら止めて、再度150.26や149.94割れをストップに買い狙い。割れるケースからは148.91をストップに買い直し。更に割れても148円ミドル、148円前後まで買い下がって、ストップは147.93割れ、割れても147.60-80での買い狙いで、これは147.43割れをストップ、更には146.49をストップに買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0932まで再反発も、更なる展開とならず、上値は、1.0864-68を前に、上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.0943-81や1.0996-98をストップに、売り直しとなる。更に超えても1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り場探しとなる。下値は、1.0790-00を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買いも、割れるなら止めて、1.0762や1.0732割れをストップに慎重に買い下がる形となる。 
 ポンドドルは、下値を1.2518で維持して、1.2895まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.2668-76を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、1.2803-23を前に利食い優先から売り狙い。更に1.2895、1.2996をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2575を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて1.2518-36、1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を160.22で維持して、165.36まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。上値は165.36を前に上げ渋りでは、利食いやこれをストップに売り狙い。超えても166円をストップに売り直しとなる。下値は、163.31を前に下げ渋りでは売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、162.95割れをストップ、更には160.88-06、160.22や158.90割れをストップに買い直しとなる。
 ポンド円は、下値を187.97で維持して、193.54まで上値を拡大も、これが上値を抑える形。上値は193.54を前に、上げ渋りでは買いは利食いや売り狙い。超えても194円や195円越えをストップに売り直しとなる。下値は、190.35を前に下げ渋りでは、売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、188.58、187.97、186.85をストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を100.18まで拡大も現状はこれが上値を押さえており、上値は、100.18を前に、上げ渋りでは買いは利食い、売り狙いも100.18をストップ、更に超えても101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.48を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて、97.85、97.25-27、96.90、96円、95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、93.46からの調整を90.37で維持して、92.21まで再反発。上値は、91.25を前に上げ渋りでは、買いは利食いや売り狙い。超えても92.21、92.95-15、93.36や94.03をストップに、順次売り直しとなる。下値は、90.37-52を前に下げ渋りでは利食いで、買い下がっても割れるなら止めて、89.77、89.26をストップに順次買い直しとなる。