今日の裏読み、表読み(2024/01/22)

今週は、日銀政策決定会合が焦点となるが、またぞろ円売りのきっかけとなるか注目。また、各国のPMIや米GDPの発表はあるが、その後は総じて来週のFOMCを控えて、様子見ムードも漂いそうだ。
 本日としては、中国人民銀行が、1-5年物貸出基礎金利を公表、米国では、12月景気先行指標総合指数が焦点となるが、中国人民銀行は、据え置きなら影響は少ない。米12月景気先行指標総合指数は、強弱次第も今週は米国債の入札が続くことで、米長期金利の動向次第は変わらない。

 戦略としては、ドル円は、148.80まで反発も、上値追いは避けたい。上値は148.80-84をストップに売り場を探し。超えても149.67-75、150.00や150.78越えをストップに売り直しを検討したい。ただ、こういった売りの場合は、下げが甘ければ買い戻しながらの対応が安全そうだ。一方下値は、147.56-84やこれを前に下げ渋りでは利食い優先で、買っても割れるなら止めて、147.00-10ゾーン、146.28、145.58、144.36、143.65や143.42をストップとして、押し目では買い場探しとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食いながらの対応となる。 
 ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0845まで拡大も、どうにか維持する形。下値は1.0845-47が維持されると買っても、割れるなら止めて、再度1.0767-73割れをストップに買い直し。上値は、1.0907が押さえると利食い、売っても1.0907を越えるなら止めて、1.09ミドルから売り場探し。このストップは1.0996-98越え。超えても1.1000-50での売り狙いで、1.1085越えをストップ、更に超えても1.1139や1.1150越えをストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2597まで拡大も、現状はこれが下値を守る形。下値は、1.2638-62ゾーンでの下げ止まりでは、売りは利食いで、買っても、割れるなら止めて、再度1.2597をストップに買い直し。更には1.2500割れをストップに買い直しとなる。上値は、1.2740-70を前に上げ渋りでは利食いで、売ってもストップは1.2786越え。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86まで上値を拡大。ただ、上値追いは厳しく、161.86-162.25越えをストップに売り狙い。下値は、160.64-82ゾーンが維持されると利食いで、買っても割れるなら止めて、再度159.92-98ゾーンをストップ、更に159.24-32、158.54、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となるが、こういった下落では、反発があればしっかりと利食いながら対応したい。 
 ポンド円も、188.94まで上値を拡大。ただ、こちらも上値追いは避けたい。上値は、188.94が押さえると利食い、また越えをストップに売場探し。下値は、187.37-42が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、186.86-187.04ゾーンの維持では利食いや買い狙い。更に割れても185.81-88、184.95。184.38、182.75割れをストップの順次買い直しを検討したい。
 豪ドル円は、反発が97.80まで拡大も、上値が抑えられる形。上値は、97.46や97.80-98.11ゾーンを前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても98.55-59をストップに順次売り場探し。下値は、96.59-65を前に、下げ渋りでは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、再度96.15割れをストップ。更に割れても95.85、95.48、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。上値は90.81-99を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても91.08や91.52をストップに順次売り場探し。下値は、89.90を前に下げ渋りでは利食いで、買いも割れるなら止めて、再度ストップを89.69、89.00、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。