今日の裏読み、表読み

  金曜日は、米7月雇用統計がサプライズとなったが、今後は米9月利下げの可能性を睨んだ展開となりそうだ。
 ただ、今週は本格的な夏休みシーズン入りで、様子見ムードもありそうだが、逆に参加者の減少が思わぬ動きにつながる可能性も留意しておきたい。
 本日の経済指標としては、スイス7月消費者物価指数、トルコ7月消費者・生産者物価指数、スイス7月製造業PMI、メキシコ7月消費者信頼感指数、米6月製造業新規受注、6月耐久財受注・改定値、6月雇用傾向指数などが発表される。
 大きな影響はなく、反応は総じて限られそう。ただ、週末の非農業部門雇用者数が弱かったことで、普段材料視されないが、米6月雇用傾向指数などが弱いと、一定の影響を受けそうだ。
 その他週末大きく調整した株価の動き、また今週は米国債の入札週であり、米長期金利の動向も注意して見て起きたい。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、149円や150円を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.81が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.16前後が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1703-11、1.1770-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1516が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3386が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3453、1.3588-20、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.32前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ーロ円は173.90まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は172.38が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.90、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、169.73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して199.98まで反発。上値は197円や198円前後が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて199.53、199.98、200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、195.34が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も更なる展開とならず、上値は、97.07-44が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は94.80-03が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して89.07まで反発。上値は、88.90-23が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.91が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。