昨晩の海外市場は、米1月ISM製造業景況指数が50.9と予想の49.6を上回る結果となるも、米10年物国債利回りが、4.555%から一時4.464%まで急落しドル買いは限られた。また、シェインバウム・墨大統領が、「米国のトランプ大統領と関税の発動を1か月遅らせることで合意した」と表明、続いてトルドー加首相が「米国の関税は少なくとも30日間停止」と発言したことで、貿易戦争激化への懸念が和らぎ、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となった。
ドル円は、一時154.02まで下落、ユーロドルは、独ユーロ圏製造業PMI・改定値やユーロ圏1月消費者物価指数・速報値が強い結果も影響は薄かったが、1.0350まで反発、ポンドドルも1.2456まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は、157.97まで下落後、160.15まで反発、ポンド円も190.03から192.85、オージー円は94.63から96.46、NZD円は85.70から87.28、カナダ円は104.92から107.51まで一時買い戻された。