昨晩の海外市場は、米11月住宅価格指数やS&P/ケース・シラー住宅価格指数が予想比変わらず、1月リッチモンド連銀製造業指数が予想より改善も、1月消費者信頼感指数や12月耐久財受注額が弱く、FOMCを控えて総じて揉み合い気味の展開となった。米10年物国債利回りは4.577%から4.532%での推移に留まった。トランプ政権は、政権の方針にそぐわない連邦政府の融資や補助金を一時提示すると発表したが、影響は見えなかった。
ドル円は155.98を高値に一時155.05まで下落、ユーロドルは1.0414まで下落後、反発が1.0441に限定され、ポンドドルは、1.2456から1.2415まで値を下げた。
一方クロス円は株価3指数の反発もリスクオンの動きは広がっていない。ユーロ円は162.70から161.76まで一時下落、ポンド円も194.03から192.78まで売りに押され、オージー円は97.50から96.85、NZD円は87.71から88.20、カナダ円は107.70から108.28の推移に留まった。