昨晩の海外(2025/01/15)

 昨晩の海外市場は、米12月卸売物価指数が予想を下回り、一時ドル売りがでるも、明日の本丸のCPIの発表を控えて、影響はかぎられた。米10年物国債利回りは、4.751%から4.809%で推移した。尚、レーン・フィンランド銀行総裁が、「2025年半ばまでには金融政策が景気抑制的な領域を脱するだろう」、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は、「コアインフレ率の高止まりなどの問題を踏まえると、ECBが過度に急激な利下げを実施することは不可能」、シュミッド・カンザスシティー連銀総裁は、「金利政策は長期的に必要な水準に近い可能性」、トランプ次期大統領は、20日に対外歳入庁の創設することを表明した。
 ドル円は、157.35まで下落後158.20まで反発、ユーロドルは、1.0239から1.0309まで買い戻され、ポンドドルは、1.2246から1.2130まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.80まで反発、ポンド円は191.50まで下落後193.00まで値を戻し、オージー円は97.28から97.96で上下、NZD円も88.74から88.14で揉み合い、カナダ円は109.50から110.17まで反発した。