昨晩の海外市場は、大きな経済指標の発表のない中、トランプ大統領の就任式を控えて、米経済に対する不透明感から株価指数が調整を強めたことで、スクオフの動きが優勢となった。尚、NY連銀の12月インフレ調査では、1年後のインフレ期待が3.00%と、前回の2.97%から上昇した、一方5年先のインフレ期待は前回の2.9%から2.7%に低下した。ただ米10年物国債利回りは、1年2ヶ月ぶりの水準となる4.805%まで上昇している。
ドル円は、156.92まで下落後157.82まで反発、ユーロドルは、1.0178まで下落後1.0222に反発を限定、ポンドドルは、1.2100まで下落後、1.2184まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が160.04の安値から161.16、ポンド円も190.08まで下落後192.07、オージー円は96.39から97.15、NZD円は87.06から87.73、カナダ円は108.76から109.52まで反発した。