昨晩の海外(2025/01/11)

 金曜日の海外市場は、注目の米12月雇用統計において、非農業部門雇用者数が前月比+25.6万人と予想の+16.0万人を大幅に上回り、失業率が4.1%に低下したことで、ドル買いが優勢となった。ただ、米株価3指数が大幅に下落を強めたことで、リスク回避の円買いとなった。米10年物国債利回りは、一時4.788%と2023年11月以来の高水準まで上昇した。
 ドル円は、158.87まで直近高値を更新後、157.23まで一時下落、ユーロドルが1.0215、ポンドドルは、英財政懸念が続き1.2191まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が161.21、ポンド円は192.21、オージー円は96.80、NZD円は87.49まで売りに押され、カナダ円は、強い加12月雇用統計を受けて110.19まで反発後、109.16まで下落した。