昨晩の海外(2024/07/16)

 昨晩の海外市場は、米7月NY連銀製造業景気指数やパウエルFRB議長のインタビューで、「過去3回のインフレ指標は信頼感を高める」、「第2四半期のインフレ率はさらに改善」、「われわれの政策決定に政治的フィルターはかけない」などと述べたことで、9月のFOMCの利下げ期待が高まり、ドル売りが優勢となるも、米10年物国債利回りの低下が4.202%に留まったことで、ドル売りも限られた。
 ドル円は、一時157.19まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏5月鉱工業生産が予想を上回ったこともあり、1.0884から1.0922まで反発、ポンドドルは、1.2950まで反発後1.2962まで、若干下値を拡大した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、172.56から171.58まで下落、ポンド円が205.30から204.13、オージー円は、107.22から106.56、NZD円は95.84、カナダ円は115.98から115.06まで一時値を下げた。