昨晩の海外(2024/06/28)

 昨晩の海外市場は、米1-3月期GDPと個人消費の確定値は、強弱まちまちな結果、週間新規失業保険申請件数は予想より強いが、失業保険継続受給者数 が増加、5月住宅販売保留指数が予想を下回り、米10年物国債利回りが、4.347%から4.277%まで低下、対円を除いて総じてドル売りが優勢となった。また、アトランタ連銀の4-6月期GDPナウは、前回の+3.0%から+2.7%まで引き下げら、IMFも「2024年の米実質GDPを+2.7%から+2.6%まで下方修正」を発表、「FRBは、少なくとも2024年後半まで利下げを待つべき」としたが、特段反応は見られなかった。
 ドル円は160.28まで下落後160.82まで反発、ユーロドルが1.0726、ポンドドルは1.2671まで買い戻された。
 一方クロス円では堅調が続き、ユーロ円が172.17、ポンド円は203.39まで高値を更新、オージー円は107.07まで上昇後106.65まで一時売りに押され、NZD円が97.98、カナダ円は117.46まで値を上げた。