昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数が、予想より弱い結果となったことで、米10年物国債利回りが、4.520%から4.447%まで低下、総じてドル売りが優勢となった。
ドル円は、155.95まで反発後155.41まで利食いに押され、ユーロドルは、1.0724から1.0785まで反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置いたが、議事録で前回は1人だった利下げ票が2人に増加したことで、1.2446まで下落後、ベイリー英中銀総裁が、「まだ金利を引き下げる段階には達していない」、「今後数四半期の間に金利の引き下げが必要になる可能性が高い」「現在市場金利に織り込まれている以上の利下げが必要になる可能性がある」と発言したが、1.2527まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が167.75、ポンド円は194.87から194.05で上下、オージー円が102.93、NZD円は93.82、カナダ円は113.76まで上昇した。