昨晩の海外(2024/02/21)

昨晩の海外市場は、米1月景気先行指標総合指数が予想を下回り、米10年物国債利回りが4.244%まで低下し、ドルが軟調な展開となった。
 ドル円は、149.69まで下落、ユーロドルが1.0839まで値を戻し、ポンドドルは、1.2669まで一時反発した。ただ、ベイリー英中銀総裁が、「利下げを開始する前にインフレ率が目標の2%に達するのを待つ必要はない」、「市場が織り込む年内の利下げ見通しは、理不尽なものではない」と発言したことなどが上値を抑えた。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.36まで反発、ポンド円は189.09まで下落後189.73まで値を戻し、オージー円は、98.62まで反発後98.19、NZD円は92.82から92.43まで利食いに押され、カナダ円は、加1月消費者物価指数が、弱めの結果となり、111.45を高値に110.68まで売りに押された。