昨晩の海外市場は、注目のECB理事会で、政策金利が0.25%引き上げられたが、声明で2023-25年の成長率見通しが引き下げられ、ラガルドECB総裁が記者会見で「景気は今後数カ月、低迷が続くだろう」、「経済成長に対するリスクは下方に傾いている」と発言、米8月小売売上高、8月卸売物価指数や週間新規失業保険申請件数が、予想より強い内容になったことで、ドル買いが続いた。米10年物国債利回りは、4.221%から4.298%まで上昇、NY株価3指数は堅調に反発したが、総じて影響は限られた。
ドル円は、147.57まで反発後142.01で上下、ユーロドルは1.0632まで売りに押され、ポンドドルは、1.2397まで値を下げた。
一方クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が156.64、ポンド円は182.52まで下落、オージー円は95.06、NZD円は87.52まで反発、カナダ円は109.20まで上昇した。