昨晩の海外市場は、米経済指標の発表もなく、来週のイベントを控えて様子見ムードの強い展開に留まった。米10年物国債利回りは、3.658%まで低下後3.731%まで反発したが、方向感に薄い状況が続いている。
ドル円は、米長期金利に連動する形で、139.10まで下落後、ナイト・セッションの日経平均先物が、32700円に迫る上昇となったことで139.99まで反発、ユーロドルは、ラガルドECB総裁が「インフレ率は依然として高水準であり、欧州中央銀行は追加利上げを継続する」と述べたものの新味はなく1.0667まで下落、ポンドドルも1.2392まで下値を広げた。
一方クロス円では、ユーロ円は148.83まで下落後149.48まで反発、ポンド円も172.68から173.68まで反発、オージー円は、RBAのサプライズ利上げの影響もあって93.27まで上値を拡大、NZD円は84.60から84.96で上下、カナダ円は103.64から104.46まで反発した。