昨晩の海外市場は、低調な米20年物国債入札もあって米長期金利が上昇、金利上昇を受けて軟調となったNY株価3指数を受けて、トリプル安を意識したドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.605%と直近の上値を越えた。
ドル円は、韓国メディアが「米側が米韓協議でウォン高に向けた対策を要求した」と報じたことから日米貿易交渉での円安是正圧力の思惑の高まりから143.29まで一時下落、ユーロドルは、1.1363まで上昇、ポンドドルは、英4月消費者物価指数が予想より上ブレたこともあり、1.3389から1.3453で高止まりとなった。
一方クロス円では、ユーロ円は163.31から162.70まで売りに押され、ポンド円は192.59から193.31で上下、オージー円は92.95まで上昇後92.38、NZD円も85.75から85.30まで利食いに押され、カナダ円は103.36から104.01まで一時反発した。