昨晩は、本日のFOMCの結果公表を控えており、若干揉み合い気味の展開。本日は、金融政策の発表が多く、一定の動きが出るか焦点となる。
金融政策としては、スウェーデン中銀、カナダ銀行、FOMCやブラジル中銀が政策金利を公表する。
スウェーデン中銀やカナダ銀行が0.25%の利下げ、FOMCは据え置き、ブラジル中銀は1%の利上げが想定されている。
想定通りなら影響は限られそうだが、カナダ中銀に関しては、据え置きの可能性もあって、その場合一定のカナダドルの買い戻しにつながりそう。また、FOMCではサプライズはないと考えるが、パウエルFRB議長のタカ派的発言が続くなら、ドル相場を支えそうだ。
経済指標としては、12月18-19日開催分の日銀・金融政策決定会合議事録や1月消費者態度指数、豪第4四半期と月次消費者物価指数、独12月Gfk消費者信頼感指数、スウェーデン第4四半期と月次GDP、メキシコ11月失業率、米12月卸売・小売在庫、NZ12月貿易収支などが発表される。
FOMCの発表を控えており、経済指標に対する反応は限定されそうだが、豪第4四半期と月次消費者物価指数などが落ち着いた結果となるなら、2月RBAの利下げ思惑につながりそうだ。
その他、引き続き不安定な米株価や長期金利の動向も睨みながらの対応となる。
戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は、156.58-75を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても越えるなら止めて、158.20、158.87、159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、153.72を前に下げ渋りでは売りは利食い。買っても割れるなら止めて153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
ユーロドルは、1.0178まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.0342や1.0373が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.0257-66、1.0178、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0533-40押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは1.2100まで下値を拡大もどうにか維持する形。下値は、1.2294が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2130、1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2524が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、直近安値を割れる展開もこれを維持する形。下値は160.96や161.54が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、159.73、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は164.08が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
ポンド円も上値が198.96で抑えられて、189.34まで下値を拡大も維持する形。下値は、192.08-16が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止めて190.47、189.34、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、194.76-78が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
豪ドル円は、上値を98.77で抑えられて、下値を96.07まで拡大もこれを維持する形。下値は96.77が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて96.07、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は98.26や98.77を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは超えるなら止めて、99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれて下落が86.69まで拡大も維持される形。下値は87.58が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.69、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.85や89.28が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。