今日の裏読み、表読み(2025/01/13)

 先週末の米雇用統計が強い結果も、NY株価の調整を受けて、リスクオフ気味の展開。また強い米雇用統計の結果を織り込む形となっていないが、今週は米国の物価指数や小売売上高が焦点となる。結果如何では1月のFOMCの利下げ見通しが遠のくことで、大きな注目となりそうだ。
 ただ、本日のアジア市場は東京市場の休場、海外でも大きな材料はなく、様子見ムードが続きそうだ。
経済指標としては、NZ11月住宅建設許可件数、中国の12月貿易収支、スイス12月SECO消費者信頼感指数、加12月景気先行指数、米国では、NY連銀12月インフレ期待、11月雇用傾向指数、12月月次財政収支などが発表される。
 中国の貿易収支は強い結果が見えても、トランプ政権発足前の駆け込み需要の可能性もあり、影響は限られそう。一方、今週の米物価指数の発表を控えて、NY連銀の12月インフレ期待が強い結果を見せるのか大きいな注目となりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、158.87まで上値を拡大も現状は押さえられる形。上値は158.16や158.66が押さえると買いは利食いで、売りは158.87を越えるなら止めても159.45、160.26、160.73、161.25、161.81-95越えをストップに順次売り場探し。下値は、157.23を前に下げ止まりでは売りは利食い。買っても157円を割れるなら止めて、156.02-24、154.90、153.70、153.16、152.46、151.80、150.90-00、150.00、149.36、148.65、148円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0215まで下値を拡大。下値は、1.0200-15が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0171、1.0100、1.0000、0.9855割れをストップに順次買い場探し。上値は、1.0312-24が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.0434-58、1.0500や1.0535-40、1.0595-30、1.0653-63、1.0728越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは1.2193まで下値を拡大。下値は1.2193-87が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて1.2088-96、1.2038、1.1803割れをストップに順次買い直し。上値は、1.2322-24が押さえると買いは利食いで売っても超えるなら止めて、1.2377-00、1.2450-00、1.2576、1.2607-15、1.2667、1.2730、1.2788-12、1.2926、1.3010越えをストップに順次売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、164.90で上値を押さえられて、160.91まで下値を拡大。下値は160.91が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、159.80、159.11、158.64、157.56-86ゾーン、156.05-18、155.14、154.41割れをストップに順次買い場探し。上値は、162.37が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、163.19、163.51-81、164.55、164.90-165.10、166.10-12、166.69、168.00、169.21越えをストップに順次売り場探し。
 ポンド円も上値が198.96で抑えられて、192.21まで下値を拡大。下値は、192.12が維持されると買いや売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、191円、190.35-61、190.00、189.36、188.09、187.36、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、194.78が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて196.02、197.55、198.26、198.96、199.56-81をストップに順次売り直しとなる
 豪ドル円は、上値を98.75で抑えられて、下値を96.80まで広げる形。下値は96.80が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、95.81、95.33-53、94.71、93.60-87割れをストップに買い場探しとなる。上値は98.21が押さえると買いは利食いで、売りは超えるなら止めて99.17-23、100.03、101.04-15、101.57、102.41、103.12越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、89.45まで再反発も上値を押さえれる形。下値は、87.49が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.57-73、86.28、85.36、83.07割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、88.62が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.72-90.08、90.56、91.20-34越えをストップに順次売り直しとなる。