昨晩はドル売りが優勢も、引き続き日替わり的な展開が続いており、追いかけるのは避けたい。
本日の経済指標としては、豪第1四半期賃金指数、スウェーデン4月消費者物価指数、仏4月消費者物価指数・改定値、ユーロ圏第1四半期GDP・改定値と3月鉱工業生産、南ア3月小売売上高、加4月住宅着工件数と3月製造業出荷、米国では、4月消費者物価指数と小売売上高、5月NY連銀製造業景気指数、3月企業在庫、5月NAHB住宅市場指数と4月リーブランド連銀・消費者物価指数などが発表される。
ユーロ圏第1四半期GDPは、改定値であり影響は限られそう。焦点はと米4月消費者物価指数と小売売上高、5月NY連銀製造業景気指数となるが、4月消費者物価指数は、前回が強かっただけに、弱めの想定もサプライズは想定以上に強い結果、一方小売売上高やNY連銀製造業景気指数などは、弱い景況感がリスクとなる。あくまで長期金利の反応次第も、直近の低下傾向からは、一定の反発も想定され、昨日のドル売りムードの巻き戻しに注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、160.17の高値から151.86まで調整もこれを維持して反発が続いている。上値は、157円や158円越えをストップに慎重に売り上がりで、超えても159.58や160.17をストップに、再度売り直しとなる。下値は、156前後の維持では、売りは利食いや買いも、ストップは155.50-69ゾーン割れ。割れても155.27をストップに買い直し。更に割れても154.55-69、152.80、151.86割れをストップに、段階的に買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0826まで再反発も、上値追いは避けたい。上値は、1.0885をストップに売場探し。超えても1.0943-81、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0760を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、ストップは1.0724割れ。割れるケースでは、1.0700前後まで買い下がって、ストップは1.0674割れ。割れても1.0624-49を前に、下げ止まりでは売りは利食いで、この買いのストップは1.0600割れ。割れても1.0563や1.0448をストップに買い場探しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2300で維持して、1.2636まで反発も、上値を抑える形。上値は、1.2595や1.2636を前に、上げ渋りでは利食いや売り。超えるケースからは、1.2710、1.2803-23、1.2895、1.2996をストップに、順次売り直しとなる。下値は、1,2503を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.2423-46、1.2300-32、1.2265、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、171.56まで一時上昇後、164.02まで下落もこれを維持して、169.36まで反発。ただ、上値追いも厳しく、上値は、171.00や171.56を前に、上げ渋りでは買いは利食いやこれをストップに売り場差探し。下値は、168円前後、167.50を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、割れるなら止めて、166.74、165.64、164.02割れをストップに買い場探しとなる。
ポンド円は、上値を200.55で抑えられて、191.37まで下落もこれを維持する形。上値は、197.43、199.85や200.55をストップに、順次売り直し場を探したい。下値は、195.73を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、194.49-75ゾーンをストップに買い直し。更に割れても193.84-05、193円割れ、191.37、190.83-10、190.00-30割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を104.95まで上値を拡大後、100.46で下値を支えて、103.71まで反発。ただ、上値追いは厳しく、早期は104.94をストップに、慎重に売り場を探したい。下値は、103円前後の維持では売りは利食いで、買いは102.61割れをストップに買い下がり。割れても101.83、101.59、100.46、99.75-94割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、95.40を高値に91.19まで下落後94.53まで再反発。上値は、95.16や95.40をストップに売り場探し。下値は、93.70を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、再度93.15-49ゾーンをストップに買い直し。割れても92.47、91.19や90.82をストップに押し目買いとなる。