昨晩も若干手掛かりなから揉み合い気味の展開。ただ、本日は材料もあって、一定の荒れた動きが見えるか注目される。
金融政策としては、1月30日-31日開催分のFOMC議事録が公表される。この時政策金利の据え置きや3月の利下げの可能性が否定された形だが、こういった面が再確認されても、織り込みの範囲に留まりそう。
経済指標としては、日本の1月通関ベース貿易統計、豪2月先行指数と第4四半期賃金・賃金コスト指数、英1月公共部門純借入所要額、トルコ1月消費者信頼感指数、南ア1月消費者物価指数、メキシコ1月小売売上高、米MBA住宅ローン申請指数、加1月新築住宅価格指数、ユーロ圏2月消費者信頼感・速報値、NZ1月貿易収支などが発表される。
注目としては、日本の1月通関ベース貿易統計は引き続き弱い結果が見えても影響は限られそう。豪2月先行指数と第4四半期賃金・賃金コスト指数、トルコ1月消費者信頼感指数、南ア1月消費者物価指数、メキシコ1月小売売上高、加1月新築住宅価格指数、NZ1月貿易収支などは、一定の強弱で相場が反応を示しそう。焦点はユーロ圏2月消費者信頼感・速報値で、ECBのスタンスが、早期の利下げに否定的な中、弱い結果が見えた場合は、またぞろ利下げ期待を高めそうだ。
そのが株価面では、米エヌビディアの決算発表が大きな焦点となるが、良好な結果も一定の材料出尽くし感となるなら注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、150.89まで反発も現状は上値を抑える展開。上値は、150.44-64押さえると弱く、買いは利食いや売り狙い。150.89を超えても151.50や151.95越えをストップに、慎重に売り場探し。下値は、149.48-69を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、ストップを148.93割れとして買い直し。割れても148円ミドルから買い下がって、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形もこれが維持される形。上値は、1.0839が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.0898、1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。下値は、1.0762が維持されると売りは利食いや買い狙い。ストップは1.0732割れで、割れてもストップを1.0695割れとして買い直し。更には1.0656、1.0613、1.0448割れをストップに順次慎重に買い場探しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。上値は、1.2669が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えて1.2686、1.2773-86、1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2579を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買いっても、割れるなら止めて1.2518-36をストップに買い場探し。更に割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 162.36まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は162.36が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても163円、163.72yは164.30をストップに売場探し。下値は、161.48が維持されると売りは利食いで、161円まで買い下がって、ストップは160.91割れ。割れても160.38をストップに買い直しも、割れるなら止めて160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れ、更には158.08、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。
ポンド円は、190.08まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は、189.74や190.08が押さえると、利食いや売り狙い。超えても190.50や191円越えをストップに売場探し。下値は、188.73-91が維持されると売りは利食いで、買いは188円ミドル、188円と買い下がって、ストップは187.86-90割れ。割れても187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れ。更に割れても186円ミドルの維持では買っても、ストップは186.17割れとなる。
豪ドル円は、上値を98.62まで拡大も、上値追いは厳しい。上値は98.62が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めても、100円越えをストップ、更には101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.00-20が維持されると売りは利食いで、買いは97.84-90割れをストップ、割れても97.07-32割れをストップに買い直し。更には96.40-80ゾーンと買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して92.82でまで上値を拡大。上値は、92.82や94.03を前に上げ渋りでは買いは利食いや、これをストップに売り狙い。下値は、92.15-25が維持されると売りは利食いで、買いは91.84-98、91.40-45と買い下がって、91.26や91円割れをストップ、割れても90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れ、割れても89.26、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。