今日の裏読み、表読み(2024/02/07)

昨晩は、直近のドル買いに巻き戻しが優勢となった。引き続き日替わり的な展開が続いており、こういった傾向が続く可能性は、留意しておきたい。
 経済指標としては、豪1月AIG建設業・製造業指数、日本の12月景気先行指数・速報値、スイス1月失業率、独12月鉱工業生産、英12月ハリファックス住宅価格、仏12月国際収支、中国12月月次外貨準備高、メキシコ12月消費者信頼感指数、加12月貿易収支、米国では、MBA住宅ローン申請指数、12月貿易収支などが発表される。
 本日も相場を大きく動かす材料に薄く、揉み合いの中、米国債の入札絡みの米長期金利の動向や要人発言に、一喜一憂する展開を想定して対応したい。

 戦略としては、ドル円は、148.89まで再反発も更なる展開となっていない。ただ、下値も堅く、早期は押し目で買っても、ストップは147.69割れ。割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。またもし145.90を割れても145.58、144.36、143.65や143.42を順次ストップとして、押し目買いとなるが、こういった下落では、反発があれば、しっかりと利食って置くのが無難となりそうだ。一方上値は、148.20-50ゾーンなどでは反発では利食い&売り狙いで、ストップは、148.89越え。超えても149.67-75、150.00や150.78越えをストップに売り直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0723まで拡大。押し目では、1.0656割れをストップに買い狙い。割れても1.0613、1.0448割れをバックに慎重に買い場探し。上値は、1.0763が押さえると利食い、超えて1.0786-98ゾーンでは利食い優先で、こういった位置からの売りは、1.0818越えをストップ、超えるなら止めて、1.0898をストップに、値幅を取って売り上がり、更に超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。
 ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。下値は、1.2536や1.2518をストップに買い場探し。割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。上値は、1.2630-73ゾーンが押さえると利食い優先で、この位置からの売りは、1.2773-86越えをストップ。超えても1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに売り直しとなる。
 一方クロス円では、ユーロ円は、 161.86で上値が押さえられて、下落が158.08まで拡大もこれを維持する形。押し目では利食い優先から、これをストップに買い場探し。158.08を割れても、157.73、157.20、156.64などを順次ストップに、買い下がってみる形となる。上値は、160.28-34を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えるなら売りは止めて、160.93-17をストップ、更には161.72-86の売りは162.25越えをストップに売場探しとなる。
 ポンド円も、188.94まで上値を押さえられて、185.23まで下値を拡大もこれを維持する形。下値はこれを前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いも185.23割れをストップ、更に割れても184.95、184.38、182.75割れを、順次ストップに買い直しを検討したい。上値は、187.74を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えるなら止めて、188.56、188.91-94越えなどをストップに売場探しとなる。 
 豪ドル円は、反発が97.89まで拡大も、上値が抑えられる形。下値は、95.48-50を前に下げ渋りでは、利食いや買い狙い。割れるなら止めて、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、96.93-95を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。越えいるなら止めて、97.39-70を前に利食いや売り狙い。超えて97.89-98.11ゾーン、98.55-59をストップに順次売り場探し。
 NZD円は、下値を88.64で維持して90.99まで上値を再拡大も、上値が押さえられる形。下値は、89.26を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、88.47-64、87.68-85ゾーン割れをストップに順次買い直しとなる。上値は90.34を前に上げ渋りでは利食いや売り狙い。超えても90.72-99、91.08や91.52をストップに順次売り場探し。