
都内では桜が満開です。入学式や入社式などもあり、心機一転新しい年度を迎えられていらっしゃる方も多いと思います。
さて、相場の方ですが目先は米中首脳会談と地政学的リスク、中期的には税制改革を中心としたトランプ政策と米国の金利動向がマーケットの焦点になると思われます。
特に今朝公表されたFOMC議事録では、多くのFEDメンバーが年内のバランスシート縮小開始を支持しているということで、利上げのペースが速すぎる場合は株価の下落に繋がりやすいため、今後の米金利動向には注意が必要です。
4月6日時点(3月27日から4月5日の終値時点)でチャート的に短期上昇トレンド転換と判定されるトライオートETF銘柄は以下のとおりです。
売買サイン点灯日 | ティッカー | 銘柄名(正式) | 銘柄名(短縮) |
2017年4月5日 | USO | WTI原油連動ETF | 原油ETF |
2017年3月30日 | HYG | iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF | 高利回り社債 |
2017年3月30日 | SSO | プロシェアーズ ウルトラS&P500® | S&P500ダブル |
2017年3月28日 | XLY | 一般消費財セレクト・セクター SPDR®ファンド | 一般消費財株 |
【原油ETF 価格推移 3/1~4/6】
【高利回り社債 価格推移 3/1~4/6】
【S&P500ダブル 価格推移 3/1~4/6】
【一般消費財株 価格推移 3/1~4/6】
自動売買セレクトでは、リスク重視に「ロジック:一般消費財株_スリーカード」が上がっています。
ロシアのテロや北朝鮮、FEDのバランスシート縮小議論などにより、ややリスクオフ気味の株式市場です。
「一般消費財」というセクターは、小売り・映画やメディア・自動車や自動車部品・ホテル・レストラン・レジャーなどの業種を含みます。
このETFであれば、
アマゾン
マクドナルド ウォルト・ディズニー
タイムワーナー
ティファニー
ゼネラル・モータース
フォード・モーター
ハーレーダビッドソン
スターバックス
ナイキ
アンダーアーマー
グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー
など トランプ大統領やトランプ政権は、米国内での雇用拡大のため国内自動車製造を志向していますし、また、ムニューシン財務長官は映画業界との繋がりもあり、トランプ政策やトランプ政権がらみでのETFということでは、資本財セクターと並び、とても面白みのあるセクターだと思います。
過去1年間の一般消費財株の価格推移と「ロジック:一般消費財株_スリーカード」の実現損益
【一般消費財株の日足グラフ(2016年3月1日から2017年4月5日まで)】
【一般消費財株_スリーカード】