認定ビルダー「あっきんゾーン戦略_ナスダック100トリプル」について

2021年1月21日にプロシェアーズ ウルトラプロQQQ(TQQQ)はコーポレートアクションにより1:2の分割が発生しました。
当記事は分割後の修正版認定ビルダープログラムの解説記事となります。
修正前の認定ビルダープログラムの解説記事はコチラをご参照ください。

あっきんです。
現在公開で運用している30万円で始められるナスダック100トリプルを使ったゾーン戦略を紹介します!

1.なぜTQQQ(ナスダック100トリプル)なのか?

出所:あっきん作成

TQQQはナスダック100指数(QQQ)に比べ一日の値動きが3倍になっているので上げ幅も下げ幅も大きいという特徴があります。それだけ値動きが大きいということは自動売買でこまめに利益を取ることを狙うのに向いている銘柄と言えると思います。

2.TQQQは諸刃の剣!

出所:あっきん作成

上記は2015年〜2020年のTQQQの値動きです。長期的には右肩上がりですが、合間に1年に1回ほどのペースで最高値から50%ほどの下落をしています。これがクセモノです。結局のところ、TQQQという諸刃の剣を使いこなすにはこの暴落をあるものとして考えるしかないんですよね。また、よく見ると暴落の後にはしっかりV字回復しています。つまり暴落に耐えることさえできれば一時的には含み損が増えるものの、その後にしっかりと利益が狙えるということです。

3.ロスカットさせないために

いくら過去の相場で50%ほどの下落ということがわかっていても未来はわかりません。75%の下落が来るかもしれません。どこまで下がると想定するか悩みますね・・・。そこで私はどうせならロスカットさせないために始めから0ドルまでの下落を見込んで資金を入れておけばいいという割り切った作戦を取ることにしました。

4.買い注文を並べる範囲をゾーンに分ける

出所:あっきん作成

人それぞれ運用を開始するタイミングが違うのでここではTQQQが60ドルあたりから始めたとして説明します。
長期的には右肩上がりで推移していくことを想定しているのであまり上の方まで買い注文を並べないようにしています。そのために始めは80ドルを上限としているゾーン①を稼働させます。80ドルを終値で超えたタイミングでゾーン①を停止し、ゾーン②を稼働させます。さらに上がって100ドルを超えたタイミングでゾーン②を停止し、ゾーン③を稼働させます。
必ず、「稼働させるゾーンは1つだけ!」ということは意識してください。
そのため、自動売買セレクトから「あっきんゾーン戦略_ナスダック100トリプル」を新規稼働した後、「最初に稼働させるゾーン以外の、3つのゾーンを稼働停止」するのを忘れないでください!

各ゾーンはそれぞれ上限から50%の下落まで相場に追従して買い注文を入れるように下限値を決めています。過去の経験値から50%までの下落を見込んでおけば取引機会をそうそう逃すことはないだろうという予想です。

5.ゾーン戦略30万円プラン

出所:あっきん作成

30万円で運用していく場合の注文内容は上記のとおりです。ゾーン番号が増えるにつれ、より高い位置で買いポジションを保有することになるので注文本数も少なくなります。
また、例えばゾーン①の買い注文が全て成立した状態で暴落がきても0ドルまで耐えられるように計算されているのでロスカットの心配はいりません。※
複数のゾーンを同時稼働して、保有ポジションが増えている場合は、より多くの資金が必要となります。重複しますが、常に稼働させるゾーンは一つだけということは意識してください。

※筆者の試算結果であり、必ずしもロスカットを回避できるものではございません。株価だけではなく、米ドル円レートの変動や金利負担等により、想定外のロスカットとなる可能性もございますのでご留意ください。

ちなみにこの記事を書いている2021/1/15現在の運用実績は以下のとおりです。

出所:あっきん作成

5.最後に 。

おそらく多くの人が気になるのは、「正しく運用すればロスカットになりにくい、という安心感はいいけどそれでどれだけの利益がでるの?」ってところだと思います。なのでブログではここで紹介した30万円プランと同時に始めた300万円プランの運用実績を毎週アップデートしています。ツイッターでは毎日運用状況を発信しています。ぜひ参考にしてみてください。

不明点があれば質問箱やLINE@、インスタのDMで気軽に聞いてくださいね!わからないままなんとなくやってしまうと思わぬ落とし穴にはまることもあるのでしっかりと理解してから始めてほしいという思いで日々発信しています。

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