スイスフラン/トルコリラ(CHF/TRY)の魅力とは?スワップ運用と値動きのポイントを解説

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CHF/TRY(スイスフラン/トルコリラ)は、低金利通貨であるスイスフランと、高金利通貨であるトルコリラを組み合わせた通貨ペアです。

大きな金利差を背景に、高いスワップポイントが期待できることから、スワップ運用をしている方にとって新たな選択肢の一つとなります。
一方で、CHF/TRYでスワップポイントを受け取るには、基本的に売り建玉での取引となります。そのため、相場が上昇した場合には評価損が発生する点にも注意が必要です。

本記事では、CHF/TRYの特徴や魅力、取引のポイント、値動きの見方について解説します。

スイスフランの特徴

スイスフランは安全通貨として見られやすく、主要通貨の中でも金利水準が低い通貨です。

安全通貨とは、金融市場が不安定になった局面や、地政学リスクが高まった局面などで買われやすい通貨のことです。

一般的に、リスクが高い通貨は、投資家に購入してもらうために高い金利が必要になりやすい傾向がありますが、安全通貨として見られやすい通貨は、金利が低くても購入されやすいため、金利水準が低くなりやすいです。

スイスは、政治・経済・財政の安定性が意識されやすい国のため、スイスフランは安全通貨として見られやすく、低金利通貨として位置づけられやすい特徴があります。

このように、スイスフランは金利水準が低い通貨であるため、高金利通貨と組み合わせることで、高いスワップポイントが期待できる通貨ペアを構成しやすいという特徴があります。

CHF/TRYの魅力

CHF/TRYの魅力は、高いスワップポイントが期待できることです。

CHF/TRYは、低金利通貨であるスイスフランと、高金利通貨であるトルコリラを組み合わせた通貨ペアです。スイスの政策金利は低い水準で推移している一方、トルコの政策金利は高い水準にあります。

2026年6月時点での政策金利を見ると、スイスの政策金利は0.00%、トルコの政策金利は37.00%となっており、両国の金利差は大きい状況です。

この大きな金利差を背景に、CHF/TRYでは高いスワップポイントが期待できます。
なお、最新のスワップポイントは、マーケット情報内の「最新スワップポイント一覧」からご確認ください。

スワップ運用をしている方にとって、CHF/TRYは新たな選択肢の一つとなる通貨ペアといえるでしょう。

CHF/TRYの取引の特徴

CHF/TRYでスワップ運用をする場合、取引の中心となるのは売り建玉です。

CHF/TRYを売ることは、低金利通貨であるスイスフランを売り、高金利通貨であるトルコリラを買う取引です。そのため、CHF/TRYでは売り建玉を保有することで、スワップポイントを受け取ることができます。

一方で、買い建玉とは異なり、売り建玉ではCHF/TRYの価格が上昇すると評価損が発生します。
スワップ運用を検討する際は、売り建玉では価格の上昇が損失方向になる点を間違えないように注意が必要です。

値動きのポイント

CHF/TRYは、スイスフランとトルコリラの2つの通貨の動きによって変動します。スイスフランが買われるとCHF/TRYは上昇しやすくなり、トルコリラが売られる場合もCHF/TRYの上昇要因となります。

売り建玉でスワップ運用をする場合、CHF/TRYの上昇は評価損につながるため、どのような要因で値動きするのかを確認しておくことが大切です。

スイスフランの変動要因

スイスフランは、安全通貨として見られやすい通貨です。

世界的な株価下落や景気後退懸念など金融市場が不安定になった局面や、地政学リスクが高まった局面では、安全通貨としてスイスフランが買われやすい傾向があります。
そのため、こうした局面ではスイスフラン高となり、CHF/TRYの上昇要因になることがあります。

一方で、金融市場の不安が後退し、スイスフラン買いが一服する局面では、CHF/TRYの下落要因になることがあります。

トルコリラの変動要因

高金利通貨として注目されるトルコリラは、インフレ動向やトルコ中銀の金融政策、政治・地政学リスクなどの影響を受けやすい通貨です。
インフレの鈍化や高金利政策の継続が意識される局面では、トルコリラが買われやすくなる一方で、インフレ懸念が強まる局面や、利下げ観測が高まる局面、政治・地政学リスクが意識される局面では、トルコリラが売られやすくなります。

スイスフラン高やトルコリラ安が進むと、CHF/TRYは上昇しやすくなります。売り建玉でスワップ運用をする場合、相場の上昇は評価損につながるため、スワップポイントだけでなく、スイスフランとトルコリラそれぞれの値動きの要因も確認することが大切です。

特に、地政学リスクが高まる局面では、安全通貨としてスイスフランが買われる一方、新興国通貨であるトルコリラが売られやすくなる場合があります。こうした場合、スイスフラン高・トルコリラ安を通じて、CHF/TRYの上昇要因となることがありますので注意が必要です。

経済イベントの最新情報はこちらからご確認ください。

他にもあるスイスフラン×高金利通貨ペア

当社では、CHF/TRYのほかにも、スイスフランを組み合わせた通貨ペアを取り扱っています。

・CHF/HUF(スイスフラン/ハンガリーフォリント)
・CHF/ZAR(スイスフラン/南アフリカランド)
・CHF/MXN(スイスフラン/メキシコペソ)

いずれも、低金利通貨であるスイスフランと、高金利通貨を組み合わせた通貨ペアです。スイスフランを組み合わせた通貨ペアが気になる方は、CHF/TRYとあわせて検討してみてください。

まとめ

CHF/TRYは、低金利通貨であるスイスフランと、高金利通貨であるトルコリラを組み合わせた通貨ペアで、両国の大きな金利差を背景に、高いスワップポイントが期待できることが魅力です。

そのため、すでに高金利通貨でスワップ運用をしている方にとって、CHF/TRYは新たな選択肢の一つとなる通貨ペアといえるでしょう。

一方で、CHF/TRYでスワップ運用をする場合、取引の中心となるのは売り建玉です。売り建玉ではCHF/TRYの価格が上昇すると評価損が発生するため、取引前には値動きのポイントも確認しておくことが大切です。

スワップ運用に興味がある方は、CHF/TRYをはじめスイスフランと高金利通貨を組み合わせた通貨ペアを新たな運用候補のひとつとして取引をご検討ください。