<自動売買セレクト>ヘッジャーバージョンアップ!

10/31(土)より、自動売買セレクトに掲載されているETFロジック「ヘッジャー」がバージョンアップします!
今回のバージョンアップにより、ヘッジャーの各種設定値は「前日終値」に対して一定の掛け目(%)を掛け合わせた設定値で発注されるようになり、「より、直近の株価水準に沿った設定値」でヘッジャーを稼働できるようになることが期待されます!

変更対象ロジック:ETF「ヘッジャー」

1.ロジックのバージョンアップについて

新ヘッジャーは、エントリー価格・利確幅・損切幅・カウンター値・フォロー値といった各種設定値が、従来の「価格固定」から「前日終値×掛け目(%)」により設定されるようになります。
今回のバージョンアップにより、ロジックのリリース以降に相場状況が大きく変化した局面、例えば大幅に相場が上昇している局面からヘッジャーの稼働をスタートする場合においても、相場水準から鑑みて適切と思われる設定値にて自動売買を稼働することが可能になります。

1-1.旧ヘッジャーからの変更点_買い注文

旧ヘッジャーの買い注文について、エントリー価格は従来より前日終値をもとに設定されておりましたが、今回のリニューアルよりエントリー価格以外の他の設定値においても前日終値を活用する仕様となりました。
前日終値を活用することで大きく変わる仕様の一つに、利確幅の設定が挙げられます。

出所:インヴァスト証券作成

上記より、

<価格水準が低い地点からヘッジャーを新規稼働>
利確幅が広すぎる

<価格水準が高い地点からヘッジャーを新規稼働>
利確幅が狭すぎる

という問題が発生する可能性がありました。

その問題を解消するために、新ヘッジャーにおいては利確幅等の設定値を「前日終値×掛け目」により設定する仕様に変更致しました。

出所:インヴァスト証券作成

上の図のように、利確幅が「前日終値×掛け目(%)」で設定されることにより、例えば1%の掛け目の場合は以下のような設定になります。

<前日終値$100付近でヘッジャーを稼働開始>
掛け目1%を掛け合わせた利確幅は約$1に。

<前日終値$200付近でヘッジャーを稼働開始>
掛け目1%を掛け合わせた利確幅は約$2に。

こちらの仕様により、稼働開始地点の価格帯に沿った設定値にて運用することが可能なります。

 利確幅を例にあげましたが、フォロー値、カウンター値についても同様で、前日終値をもとに掛け目(%)を掛け合わせた設定値となります。

1-2.旧ヘッジャーからの変更点_売りヘッジ注文

旧ヘッジャーにおける売りヘッジ注文のエントリー価格は価格固定で設定されておりましたが、新ヘッジャーは「前日終値×掛け目(%)」により売りヘッジ注文のエントリー価格が設定されます。
これにより、どの価格帯でヘッジャーを新規稼働したとしても、より適切と思われる位置に売りヘッジ注文が発注される仕様となりました。

出所:インヴァスト証券作成

上の図は、旧ヘッジャーの売りヘッジ注文における価格固定エントリー価格のイメージ図です。
旧ヘッジャーの売りヘッジ注文は前日終値の水準に拘わらず、価格固定で発注されます。つまり、どのような価格帯でヘッジャーを稼働開始しても、売りヘッジのエントリー価格が変動しませんでした。

<前日終値$100付近でヘッジャーを稼働させた場合>
売りヘッジ注文=$80以下から設定
前日終値より約$-20=-20%下落した水準に売りヘッジ注文が発注される。
売りヘッジが有効的に作用することが期待される。

<前日終値$200付近でヘッジャーを稼働させた場合>
売りヘッジ注文=$80以下から設定
前日終値より約$-120=-60%下落した水準に売りヘッジ注文が発注される。
売りヘッジが有効的に作用しているとは言い難い。

※売りヘッジ注文のエントリー価格は例であり、実際のエントリー価格とは異なります。

その問題を解消するために、売りヘッジ注文のエントリー価格についても、前日終値をもとに設定する仕様に変更致しました。

出所:インヴァスト証券作成

上の図のように、売りヘッジ注文のエントリー価格についても「前日終値×掛け目(%)」をもとに設定すると以下のような設定になります。

<前日終値$100付近でヘッジャーを稼働開始した場合>
$100×(100%-10%)=$90
$90付近から売りヘッジ注文が発注される。

<前日終値$200付近でヘッジャーを稼働開始した場合>
$200×(100%-10%)=$180
$180付近から売りヘッジ注文が発注される。

※売りヘッジ注文のエントリー価格は例であり、実際のエントリー価格とは異なります。

この新しい仕様により、稼働開始地点の価格帯に沿った設定値にて売りヘッジ注文が発注され、売りヘッジが効果的に作用する可能性が高まると考えられます。

また、新ヘッジャーの売りヘッジ注文は9本中6本が上記で解説した前日終値×掛け目(%)により設定される売りヘッジ注文ですが、残り3本の売りヘッジ注文は、過去の相場において大きなドローダウンが発生する直前の高値付近に設定しており、「過去の大相場における重要な価格帯=サポートライン」と捉え、そのサポートライン超えて相場が下落する局面を想定した売りヘッジ注文となっております。

2.新ヘッジャーの設定値について

新ヘッジャーの各設定値(初期値)をご紹介します。

2-1.買い注文

◆買い注文本数

エントリー価格の異なる買い自動売買注文が18本あります。

◆エントリー価格

前日終値とフォロー値・利確幅の組み合わせで設定しています。前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する日により、エントリー価格が変わる場合があります。

◆カウンター値

2018/1/2~2020/9/2の期間の各取引日における
<取引日から20日後までの間の最安値÷取引日における始値>
の数値を基準に一定比率を掛け合わせて、カウンターの掛け目を設定。
稼働時点の前日終値に対してカウンターの掛け目を掛け合わせた数値がカウンター値となります。
前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する時点により、カウンター値が変わる場合があります。

※カウンター値(決済後の次の新規注文の逆張り方向のエントリー条件)

◆フォロー値

基本的に利確幅よりも若干大きめな掛け目を設定しています。
稼働時点の前日終値に対してフォローの掛け目を掛け合わせた数値がフォロー値となります。

前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する時点により、フォロー値が変わる場合があります。

※フォロー値(決済後の次の新規注文の順張り方向のエントリー条件)

◆利確幅

2018/1/2~2020/9/30の期間の各取引日における<高値÷安値>の値を参考に掛け目を設定。
稼働時点の前日終値に対して利確幅の掛け目を掛け合わせた数値が利確幅となります。
細かな値幅を狙う注文と、大きな値幅を狙う注文が組み合わされています。

前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する時点により、利確幅が変わる場合があります。

◆損切り幅

設定していません。

2-2.売り注文

◆売り注文本数

エントリー価格の異なる売り自動売買注文が9本あります。
うち6本が「前日終値×掛け目(%)」による、稼働時点の価格水準に沿わせた売りヘッジ注文です。
前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する時点により、エントリー価格が変わる場合があります。

残りの3本が「価格固定」で、「過去の大相場における重要な価格帯=サポートライン」と捉え、そのサポートラインを超えて相場が下落する局面でも売りヘッジを狙うことを想定した売りヘッジ注文です。

◆利確幅

「前日終値×掛け目(%)」による6本の利確幅は
2018/1/2~2020/9/2の期間における
<取引日から20日後までの間の最安値÷取引日における始値>
の数値を参考に一定比率を掛け合わせた掛け目が設定されます。
稼働時点の前日終値に対して利確幅の掛け目を掛け合わせた数値が利確幅となります。

前日終値を使っているため、自動売買セレクトから発注する時点により、利確幅が変わる場合があります。

「価格固定」による3本の利確幅は、過去の相場におけるドローダウンをヘッジできるような利確幅を価格固定にて設定しております。

◆損切り幅

損小利大な取引となることを目指し、売り注文の利確幅より狭い損切幅を設定しております。

◆カウンター値

エントリー価格より少し高い価格にて設定されております。
※カウンター値(決済後の次の新規注文の逆張り方向のエントリー条件)

◆フォロー値

設定していません。
※フォロー値(決済後の次の新規注文の順張り方向のエントリー条件)

フォロー値・カウンター値等、自動売買の仕組みについてはこちらをご確認ください。

※「ヘッジャー」運用時の注意点
・売り注文と買い注文の両方を発注するため、両建てになる可能性があります。両建てはスプレッド・金利が二重にかかること等デメリットがある点をご理解の上ご利用ください。