トライオートのロジック紹介

トライオートの自動売買は「いくらで買うか」「いくらで売るか」「売ったあといくらで買うか」のルールを決め、ルールに則って自動的に取引を繰り返します。
自動売買はご自身で作成することもできますが、予め取引ツール内に用意されている自動売買を使うこともできます。
あらかじめ用意されている自動売買のことを「セレクト」と呼びます。
ここではトライオートの「セレクト」で使用されている戦略についてご紹介します。
セレクトでの戦略
外国為替相場は一般的に、一定の範囲内で上がったり下がったりするレンジの動きをしやすいという特性があります。
そのようにレンジを形成する通貨ペアに対しては、想定するレンジ幅の中央値より上半分では「売り」のみ、下半分では「買い」のみの注文を設定する戦略が有効です。
想定レンジ内で「売り」または「買い」のどちらか一方の新規注文を設定するよりも、必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。
※損切り設定はございません。

※画像:インヴァスト証券 作成
トライオートCFD・ETFセレクトでの戦略
CFD・ETFの戦略として「ハーフ」「追尾」「ヘッジャー」「コアレンジャー」の四つをご提供しています。「ハーフ」は上記でご紹介した戦略です。「追尾」と「ヘッジャー」「コアレンジャー」はCFD・ETFのみでご提供している戦略です。
■追尾
一定のレンジ幅の中で、各設定値が同一である注文を連続して複数仕掛けています。
レンジ幅は過去1年間の最大下落幅から算出して設定されています。もみ合い相場やレンジ相場に強い戦略です。
※損切り設定はしていません。

※画像:インヴァスト証券 作成
■ヘッジャー
フォロー値の異なる「買い」の注文が上昇相場を追いかけて利益を狙う戦略です。
また、大きな下落局面では、「売り」の注文を仕掛けて「買い」の建玉の評価損失をヘッジする戦略となっています。
※「売り」の注文のみ損切り設定が組み込まれています。

※画像:インヴァスト証券 作成
■コアレンジャー
コアレンジ帯とサブレンジ帯で2つの異なる戦略が設定されています。
「コアレンジ帯」は、設定値の中心に「売り」の注文と「買い」の注文が設定されています。
「サブレンジ帯」は、コアレンジの上に「売り」のサブレンジ帯、コアレンジの下に「買い」のサブレンジ帯が設定されます。
中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジは、価格の戻りを想定した取引をするよう設計されています。
※損切り設定はしていません。
※両建てとなるタイミングがあります。スプレッドが二重にかかったり、スワップポイントで支払いが生じたりするなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。

※画像:インヴァスト証券 作成