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認定ビルダー「Kou流_三大陸制覇」について

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Kouです。今回、ユーロ/ポンド、米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドルの3通貨ペアを用いた「トライオートFX 三大陸制覇」という安定した成績が特徴の運用方法を、ボリンジャーバンドと組み合わせてKou流に最適化したので解説していきます。

1.なぜボリンジャーバンドを使っているのか?

 ボリンジャーバンドは移動平均線+標準偏差を表すインジケーターです。移動平均線はトレンド系インジケーターで、ボリンジャーバンドの考案者もブレイクによるトレンドフォローに使用して、逆張りを否定しているため、リピート系であるトライオートと相性が悪く感じるかもしれませんが、ボリンジャーバンドは標準偏差(σ)による、バンドの形・拡がりなどで現在の方向感、ボラティリティなどを視覚化できます。
 実際、移動平均線に傾きがない場合には、±2σの中でレートが動く可能性が高く、移動平均線が横向き、バンドに拡がりがない。などの状況ではレンジでも使いやすく、こういった「相場環境を視覚化して分かりやすくする目的」でボリンジャーバンドを使用していきます。

2.三大陸制覇とボリンジャーバンドを組み合わせる意味

出典:トライオート取引画面より
出典:トライオート取引画面より

 画像のように、デフォルトの設定(緑色)は広くゆったり構えていくものになっています。三大陸制覇で用いるユーロ/ポンド、米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドルはレンジになりやすい性質を持つ通貨ペアなので、広く構えても問題ありませんが、ボリンジャーバンドのボラティリティを表す性質から、±2σの範囲をレンジ幅と捉えることで「より直近の値動き」を反映した設定にすることができます。

3.ボリバンを使うメリット

 前述したように、ボラティリティを見ることもそうですが、他にも、バンドが拡大してくるとトレンド発生によりトライオートが機能しにくくなりやすいといった「リスクのある相場なのか?」が分かるようになります。トレードは利益を大きくすることに意識が行きがちですが、リスクを減らしで資金を減らさないことも大切で、ボリンジャーバンドで相場環境を見るとリスク部分にも気付けます。

4.メンテナンス方法について

 レンジになりやすい通貨で月足チャートで設定をしていくので、月足が確定しないとバンドの形、拡がりなどは変わりません。またよほど大きな値動きがない限り、バンド幅や傾きは大きく変わらないので、設定変更はどれだけ早くても1か月に1回、実際は3か月に1回ほど見直すかどうかという程度になります。メンテナンス自体は、Kouが変更の必要性を感じたタイミングでビルダーの設定値を修正し、再設定する旨のアナウンスをしていきます。

5.運用の注意点

繰り返しにはなりますが、レンジになりやすい通貨で±2σを軸とした運用ですが、ボリンジャーバンドは移動平均線+標準偏差というトレンド系のインジケーターなので、ミドルライン(移動平均線)に傾きがある状態、バンドが拡大し始めた状態など、その方向にトレンドが出始めている可能性があります。なのでロジックを停止させたり、数量を減らしたりなど、リスクを減らすことが大切です。一度設定したら完全に放置する。など無茶な運用はせず、証拠金維持率とボリンジャーバンドで相場環境を見ることを忘れないようにしてリスクをできる限り小さくしていきましょう!

ブログ:KouのFXブログ
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