【トライオートETF】取引に係る損益計算方法

お客様がお取引によって発生する損益は、売買損益と金利調整額と分配相当額です。
売買損益
新規取引価格と決済取引価格の差に、保有口数を乗じて計算されます。
金利調整額
午前5時55分(米国サマータイム期間午前4時55分)を超えて建玉を保有している場合、金利調整額の支払いが発生します。売り建玉の金利調整額は、貸株料調整額も含んだ金額となります。
買い建玉= – ( 前週木曜日の終値 * 保有口数 * (基準金利 + 9.0%) * 付与日数/365※1 )
売り建玉= 前週木曜日の終値 * 保有口数 * ( (基準金利 – 9.0%) – (1% + カバー先金利) ) * 付与日数/365※1
基準金利は以下となります。
日本銘柄:日銀無担保コール翌日物金利
米国銘柄:翌日物銀行資金調達金利
※1 米国銘柄は360となります。
※上記の計算式で1週間の調整額を計算します。金利や市場の状況が大きく変動した場合は週の途中で変更となる場合がありますので、ご注意ください。
※米国銘柄の金利調整額は、上記の計算式で算出した金額を日々円換算した金額となります。
※実際の一日あたりの各銘柄の金利調整額は取引ツールの金利表をご確認ください。
※休日等に関わらず、月曜日から木曜日の付与日数は1日。金曜は3日となります。
※前週の木曜日が取引所の休場日となる場合は、木曜日以前の直近営業日の終値を採用します。
※金利について:2022年5月25日より1.25%→2.5%、2022年8月4日より2.5%→4.0%、2022年09月22日より4.0%→6.0%、2022年12月15日より6.0%→9.0%に引き上げております。
分配相当額
権利確定日を超えて買い建玉を保有している場合、分配相当額の受取りが発生します。
※受取りは、現地の税引き後の分配相当額となります。
※米国銘柄の円転価格は当社指定の米ドル/円の終値です(当社のFXサービスの終値とは異なります)。
日経225ETFを買って、売る (買いから入る場合)
日経225ETFの値上がりを予想した場合。(日経225ETF買いのケース)
金利調整額:1日の金利調整額を1口あたり1円の支払いと仮定
分配相当額:建玉保有期間中に1口あたり230円の分配金の受け取りがあったと仮定
※手数料は0円とします。

【利益例】
日経225ETF1口=18,000円で買い、30日後に20,000円で売った場合。
売買差益(20,000円-18,000円)×1口=2,000円
純利益2,000円-金利調整額30円(1円×30日)+分配相当額230円=2,200円
【損失例】
日経225ETF1口=18,000円で買い、30日後に16,000円で売った場合。
売買差益(16,000円-18,000円)×1口=▲2,000円
純利益▲2,000円-金利調整額30円(1円×30日)+分配相当額230円=▲1,800円
※▲は「-(マイナス)」という意味です。