トライオートFX 2022年9月度セレクト月間レポート

※本レポートの対象は2022年9月30日時点で提供しているストラテジーが対象となります。

9月の振り返り

ドル円は140円台に入り、その後も堅調地合いは変わらずドル円は上昇トレンドを継続し、146円に迫りました。その後、政府・日銀は24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施し、140円近辺まで下落しました。しかしその効果は乏しく、1週間も経たずして値を戻し、144円台で取引を終えました。

また英国トラス政権では大規模な減税・国債増発発表を受けて英ポンドが急落し、対ドルで37年ぶりの安値を記録しました。ポンド円も149円から167円と1か月間で18円と大きな値動きとなりました。

今月のセレクト収益ランキングTOP5

このような相場でどのようなセレクトが収益を生んだのか、確認しましょう。

ランキングは期間収益率の増加順に集計しており、計算式は以下のようになります。

※「損益」は集計期間におけるセレクトを1セット稼働した場合の「実現損益」と「評価損益」の合計となります。

※「推奨証拠金」は、自動売買セレクトを利用する際の目安の金額となります。

期間収益率 =(終了日の損益 – 開始日の損益)÷ 開始日の推奨証拠金

開始日:2022年9月1日
終了日:2022年9月30日
集計時間は朝7時になります。

※注文の価格帯と現在価格に乖離しているセレクトは除いています。

名前期間収益率総合損益(円)推奨証拠金(円)
1位江守哲監修_コアレンジャー_英ポンド/円27%140,756517,128
2位攻めの低資金コアレンジャー_ユーロ/英ポンド27%39,349145,571
3位ハーフ_英ポンド/円25%68,101267,814
4位コアレンジャー_英ポンド/円24%173,805713,246
5位ハーフ_ユーロ/円19%48,106256,967
9月の収益率TOP5(インヴァスト証券作成)

※期間収益率は過去のシミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。

また、こちらのセレクトを構成している通貨ペアの変動幅は以下のようになっています。

名前当月の変動幅(高値-安値)(pips)総移動距離(pips)
1位英ポンド/円1,80411,368
2位英ポンド/米ドル1,3827,820
3位スイスフラン/円9388,438
4位ニュージーランドドル/円7264,541
5位ユーロ/円8158,064
9月の変動幅(インヴァスト証券作成)

※総移動距離は次の3つの数字の合計になります。

①日足の始値から高値
②日足の高値から安値
③日足の安値から終値

セレクトパフォーマンスTop5

1位 🥈 江守哲監修_コアレンジャー_英ポンド/円👍👍👍

 こちらのロジックはストラテジストの江守哲氏が2023年3月までの為替相場予想をもとにインヴァスト証券が作成したロジックになります。

 こちらのロジックはサブレンジが150円~160円、コアレンジが160円~170円のレンジに設定されています。コアレンジとサブレンジの範囲内で大きく上下し、総移動距離は11,000pips以上となっており、非常にボラティリティが高くなりました。

トラス政権が大規模な減税を発表し、ポンドは急落しましたが、BOEによる国債購入に関するアナウンスでポンドが買い戻されました。レンジ内を推移するボラティリティの大きい相場と、コアレンジャーの「売り」と「買い」の両方の建玉を持つロジックの相性が非常に良く、利確を積み重ねることができ、大きな収益につながりました。

江守哲監修コアレンジャー英ポンド/円(トライオート取引画面より)

2位 🥉攻めの低資金コアレンジャー_ユーロ/英ポンド 👍👍👍

こちらのロジックはレンジ相場で運用できるようにデザインされています。中心ではコアレンジャーのように「売り」と「買い」の両方が存在し、その上下にはハーフのように「売り」のみ「買い」のみのゾーンが設定されています。月の前半は安定したレンジ相場での推移でしたが、トラス政権の大規模な経済対策によりポンドは大きく売られ、ユーロ/英ポンドはレンジ内で大きく動きました。

ユーロ/ポンドは過去10年の最高値は0.949、最安値は0.722となっており、EU離脱(ブレグジット)やコロナ相場などの局面でも、ロジックの想定レンジから大きく外れることなく安定しています。今後、レンジを抜ける可能性もあるので注意が必要です。

3位 ハーフ_英ポンド/円👍👍👍

ハーフの売買ロジックは、想定レンジの中心より下側で「買い」、上側で「売り」の新規注文を行うようにデザインされています。チャートを見ると、「売り」と「買い」の境目を推移していることが分かります。チャートから分かる通り、月前半はレンジ内で推移しており、月後半は大きな下落の中、月を通して非常にボラティリティが大きく、売りと買いのレンジの境目を中心に推移したことから、「売り」「買い」両方で利益を積み重ねることが出来ました。

ハーフ_英ポンド/円 (トライオート取引画面より)

4位 コアレンジャー_英ポンド/円👍👍

9月の英ポンド円相場は荒い値動きでした。月の前半で167円台後半をつける場面もありましたが、新政権による減税策と国債増発計画の発表を受けて149円台前半まで急落も月後半にかけて161円台まで戻し非常にボラティリティの高い相場になりました。引き続きトラス新政権の政策をめぐる不透明感と物価の高止まりは当面続く見込みです。今後も上下荒い値動きでのレンジ相場が予想され、高い収益率が期待できそうです。

5位 ハーフ_ユーロ/円👍👍

9月のユーロ相場は、日本と米欧の中央銀行の金融政策の違いによる円売りが続きました。月の後半は、日本政府・日銀による為替介入の円買いが波及したことで一時急落しましたが、ECBの利上げ加速を見込んだユーロ買いが進み、月全体としては円安・ユーロ高となりました。チャートから分かる通り、月前半は上昇後、横ばいを経て月後半には急落するも再度上昇に転じる動きとなり、月を通して非常にボラティリティが大きく、売りと買いのレンジの境目を中心に推移したことから、「売り」「買い」両方で利益を積み重ねることが出来ました。

※収益率の状況により下記のように分類しています。

収益率25%以上  👍👍👍
収益率15%以上 25%未満  👍👍
収益率15%未満 👍

9月まとめ

 9月のセレクトで収益率が高かったものはポンドもしくはユーロ絡みのセレクトとなりました。イギリスはトラス政権の大幅減税や債券購入などの政策によりポンドは非常に荒れボラティリティの高い相場となっていました。トライオートの自動売買プログラムは注文を仕掛けるレンジ帯を作り、そのレンジ帯を推移することで売買を繰り返し、収益を生みます。高いボラティリティとトライオートの特性がマッチし、高い収益率となりました。

 セレクトを稼働する際はそれぞれのロジックの特性を理解し、効果的な運用を心がけるようにする必要があります。また、それぞれのロジックの解説についてはトライオート内の解説記事またはINVAST NAVIから確認することが出来ます。